ドライバーの調子が悪い時の確認と修正方法

ゴルフはいつも調子がいいとは限りません。

 

特にドライバーの場合は、
長い距離を打つので、

 

球の荒れ具合やミスヒットが、
他のクラブに比べて大きく表れてきます。

 

そんな時は、いろいろ試して混乱するのではなく、
シンプルに基本動作を確認していくことが、とても大事になります。

 

ということで今回は、わたくしも実践している、
ドライバーの調子が悪い時の対処(確認事項)について紹介させていただきます。

 

目次

1.飛ばしたい気持ちが、飛ばなくしている!?
2.飛ばない(ミスショット)原因は、リズムで解決!
3.調子が悪い時にやってしまう危険なパターン
4.ボールの飛び方を確認する
5.スイングはそのままで、スパットの位置を変えよう
6.まとめ

 

飛ばしたい気持ちが、飛ばなくしている!?

 

ミスショットをした時に、多く聞こえるフレーズ
「打ち急いだ…」「リズムが合わなかった…」

 

特に、飛ばしたい!と思った時こそほど、出やすいミスの一つでもあります。
こうなってしまうと、次に打つショットでも怖くなって振れなくなってしまいます。

 

ここで、大事なことは「リズム」を自分で作ることです!

 

リズムを整えることは、ミスショットを減らし、
安定したショットができるようになります。

 

また、JPDAの飛距離アップレッスンでは、
このリズムを取り入れることで、

 

飛距離(ヘッドスピード)が上がるようにもなることが判明しています!

 

飛ばない(ミスショット)原因は、リズムで解決!

 

飛距離を伸ばしながら、安定したショットをしやすくなるのは、
大きく2つの種類に分けられます。

 

ゆったりめなスイングタイプの方向けの「3拍子」
スイングテンポが速い方向けの「2拍子」です。

 

「3拍子タイプ」は、

テイクバックの状態が「1」
トップの状態が「2」
インパクトの瞬間が「3」

 

「2拍子タイプ」は、

トップの状態が「1」
インパクトの瞬間が「2」
と3拍子よりもテンポは早めです。

 

このリズムは、声に出さなくても、
心の中で強く唱えるようにしてください!

 

ドライバーだけじゃなく、
アイアンなどのすべてのショットに有効です!

 

リズムを数えながら打つことで、無駄に力が入ることが抑えられ、
のびのびとスイングすることができ、

 

結果的に、ヘッドスピードが上がり、
安定感が出てくるようにもなります。

 

調子が悪い時にやってしまう危険なパターン

 

理想としては、全ショットで狙ったところに真っ直ぐ打ちたい
と考えていると思いますが、

 

トップのツアープロでも全ショット
狙ったところにボールを打つのは不可能に近いです。

 

いつもと比べて、ボールが
右に行くからと、左に打つように手首を返したり…
左に行くからと、右に打つようにカット気味に打ってみたり…

 

ラウンド中に試行錯誤をしながらプレーをされる方は、
いらっしゃると思います。

 

例えば、普段より、スライスが強い日の場合に、

 

いつもよりフェースを被せて、
インパクト時にも手首を返して、

 

ボールが右に出ないように打つ!
と決めていた場合に考えられるのが、

 

・ドローが強くかかりすぎたり
・やりすぎて、チーピンになったり
・その動作を変えたことを忘れて、スライスが出てしまう(一番怖い)

 

と、スイングを変えたがために、球筋を変えてしまうと、
左右の曲がり幅として、大きなブレが出てしまいますので、

 

1打のミスに対して、そのミスが出ないように
スイングを変えることは非常に危険です。

 

ミスに対してスイングを変えて改善方法を見つけるのは、
ラウンド中ではなく、練習場などで行うようにしましょう!

 

ボールの飛び方を確認する

 

確認する必要があるのは
「ボールが打ち出される方向」です。

 

打ち出されたボールは持ち球で曲がり、
目標地点に着弾するイメージでスパットの位置を調整していると思います。

 

普段のスパットの位置より、打ったボールが
「右に打ち出しているのか、左に打ち出しているのか」をしっかり確認しましょう。

 

スイングはそのままで、スパットの位置を変えよう

 

調子が悪いときに、
1打のミスに対してスイングを変えることは非常に危険と伝えましたが、

 

ボールの軌道を無理やり変えると、
スコアとして大きく崩れるようになってしまいます。

 

そのためには、スイングを変えることなく、
スパットの位置を調整しましょう!

 

いつもよりも、右に飛び出すのであれば、スパットを左側に。

 

左に飛び出すのであれば、
スパットを右側に設定して打つようにしましょう。

 

その日に出てしまう打ち出し方向のミスの傾向を受け入れて、
そのミスを武器としてラウンドを続けるようにしまよう!

 

まとめ

 

ラウンド中もスイングするときも、
のびのびプレーできる状態を作り続けることが重要になります!

 

そのために、ミスショットを減らすこともできる、
リズムを取り入れること。

 

また、ラウンド中に「スイングを変えること」はとても危険です!

 

ラウンド中に出やすいミスは、
その日の調子によっても変わります。

 

逆に言えば、その日は同じミスが出やすくなりますので、
ミスの傾向を受け入れることも重要です。

 

曲がり幅が大きいからと曲がりを抑えるために、
スイングを変えるのではなく、

 

その曲がるボールの球筋を見ながら、
スパットの位置を変えてあげることが大切です。

 

「気持ちよく振り続けること」が、
結果的にしっかりをスイングすることが飛距離が伸びますし、

 

球筋も安定し、狙い所(目標方向)が一定し、
スコアがまとまりやすくなります。

 

ご紹介させていただいたコツやポイントを参考にしていただき、
飛距離アップに繋がればと思っております。

 

いまよりも、5ヤード・10ヤードもしかしたらそれ以上の飛距離を伸ばして、
よりゴルフライフを楽しんでいただければと思います。

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投稿者プロフィール

小林 史
小林 史JPDA所属ドラコンプロ/プロコーチ/ヘッドスピードトレーナー
ゴルフ経験ゼロから飛ばすことの面白さにはまり、ドラコン競技に参戦からわずか1年で自身の公式最長飛距離を401yardまで伸ばすことに成功。
飛距離だけでなくベストスコアは72という上手さも兼ね備えている。第2回飛距離アップレッスン日本一決定戦で優勝するなど、
ドラコンプロとしてもトレーナーとしても好成績を残している。

ABOUTこの記事をかいた人

ゴルフ経験ゼロから飛ばすことの面白さにはまり、ドラコン競技に参戦からわずか1年で自身の公式最長飛距離を401yardまで伸ばすことに成功。 飛距離だけでなくベストスコアは72という上手さも兼ね備えている。第2回飛距離アップレッスン日本一決定戦で優勝するなど、 ドラコンプロとしてもトレーナーとしても好成績を残している。