フォローの風で飛距離の出し方と注意点

前回は、アゲインストの風が吹くとき、
飛距離ロスを最小限にする対策と打ち方について書きました。

 

前回の記事↓

飛距離ロスを最小限にするアゲインスト対策と打ち方

 

今回はフォローの時の対応について
書きたいと思います。

 

フォローの風の場合の飛ばし方は、
高弾道を打つだけですのでいたってシンプルですが、

 

いくつかの注意点がございますので
それをご説明いたします。

 

目次
1.高弾道を打つ場合のありがちなミス
2.フォローを活かす高弾道ショットの打ち方
3.フォローを活かす高弾道ショットの注意点

 

高弾道を打つ場合のありがちなミス

 

高弾道を打つ場合、ティーをかなり高くして、
過度なアッパー軌道に打ちたがる方がいらっしゃいますが、

 

この方法はオススメしません。

 

ティーを高くして、過度なアッパー軌道で打つと、
ティーの高さと、ヘッドの軌道を上手く合わすことが難しく、

 

大抵の場合はトップ気味のミスを誘発し、
自分の意図とは違う、低弾道、低初速、ハイスピンボールになります。

 

せっかく、飛距離を稼げるフォローの風でも、
この様なショットでは、有効に風を活用できません。

 

フォローを活かす高弾道ショットの打ち方

 

上記でも書きましたが、
フォローの風を有効に活用する為には

 

高弾道にする必要があります。

 

高弾道にする為に、まずティーアップは
通常よりも3mm程度高くします。

 

ドライバーの場合、通常ボールポジションは左足踵線上ですが、
ボール半個〜1個分前に置きます。

 

この状態ができましたら、あとはすくい上げたりせずに、
いつも通りショットしてください。

 

いつも通りのショットをしましても、
打ち出し角は3~5度高くなります。

 

フォローを活かす高弾道ショットの注意点

 

上記を行った場合、必ず打ち出し角は上がり、
フォローの風を活かす事ができますが、

 

1つ注意点がございます。

 

それは、左に飛びやすくなる事です。

 

この現象は、スイングで修正するというよりも、
左に飛びやすい事を想定した上で、

 

アライメントを通常よりも
右サイドに取ることが望ましいです。

 

今回は、フォローの風の有効活用についてお書きしましたので、
ぜひお試しください。

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投稿者プロフィール

松谷 伸次
松谷 伸次一般社団法人日本プロドラコン協会会長/ESTIVANT.golf代表
ドラコンプロ、レッスンプロ、ゴルフクラブデザイナーというマルチな視点から、飛距離アップについての考察、検証を日々繰り返している。
飛距離アップ率99%以上という驚異の数字を叩きだしている、JPDA飛距離アップレッスン公式メソッド考案者。