加齢による飛距離ダウンを防ぐ「逃がす」動作を取り入れよう

目次

1.飛距離が落ちる原因を検証
2.肩の入りが浅いを直す時の壁
3.フィニッシュまでの振りきれないを直す時の壁
4.「逃がす」を知って飛距離アップ
5.「逃がす」を取り入れることで動作改善
6.まとめ

 

今回は「年齢と飛距離との関係」について、
僕の実体験を元にお話ししたいと思います。

 

現在42才の私ですが、ゴルフは18才から始めましたので、
ゴルフ歴は24年になります。

 

今思えば私の場合、ドライバーの飛距離のピークは、
ヘッドスピードが62m/sだった33才でした。

 

33才をピークにどんどん飛距離は落ちていき、
気分が落ち込んだ時期もありました。

 

しかし、37才の時に「年齢と共に飛距離が落ちる謎」の、
大きなヒントと出会います。

 

それは、家族で買い物に出かけ、立ち寄った鶏肉屋さんで、
若鶏と親鳥を買って自宅で食事していた時に、ふと感じた事がありました。

 

「若鳥と親鳥の歯応えが全く違い、若鳥は柔らかく、親鳥はとても硬い。
年齢による肉質の変化は、人間も同じなんじゃないか?」

 

この考えの正解不正解は別といたしまして、この考えが生まれた時に
「年齢と共に飛距離が落ちる謎」が、全て解けたように感じました。

 

そこで「硬くなったモノを柔らかくする方法」を、
自分で実験するために考えました。

 

・筋肉量を増やすためのトレーニング

・筋肉を柔らかくし、可動域を広げるストレッチ

・サプリメントの摂取など

 

各ジャンルの専門家にアドバイスをいただき、トレーニングやストレッチ、
サプリメントのメニューなどを作成していただき

 

「年齢と共に飛距離が落ちない」を立証するために、
自分の体での検証を開始しました。

 

自慢ではありませんが、
絵に描いたような三日坊主で心は折れました。

 

普段しないことを急に取り入れても、
全く続かないのです。

 

そしてこの挫折が、
さらなる考えと進化をもたらします。

 

「現代社会のゴルファーも、トレーニングやストレッチの飛距離アップは、
ほとんどの方が続かないのでは?」

 

そこで、僕はトレーニングや、
ストレッチなどとは違う視点で考えることにしました。

 

飛距離が落ちる原因を検証

 

まず最初に手を付けたのは、全盛期の自分と、
飛距離が落ちてきた時の自分、現在の自分のスイングを、

 

動画にて比較し、
体の動きがどの様に変わってきたのかを検証しました。

 

この検証の結果、筋力や瞬発力以外で、
大きく変わっていた所はたったの2点でした。

 

ポイント①
「肩の入りが浅い」

ポイント②
「フィニッシュまで振りきれない」

 

たったこの2点を何年も見落としていたのかと思うと、
なんとも居た堪れない気持ちになりました。

 

答えさえ解れば、スイングを全盛期に戻すことは簡単だと高を括っていましたが、
年齢による飛距離の衰えを直すのは、そんなに甘くはありませんでした。

 

肩の入りが浅いを直す時の壁

 

=上半身と下半身が連動して動かない=

 

全盛期のスイングを見ると、テークバックを行う際に、
何も考えなくても肩と右腰が連動し、

 

同時進行でトップまで回転しながら、
飛球線に対して肩が120度近く回っていましたが、

 

全盛期の僕とは違い、テークバックを行う際に、肩と右腰が上手く連動せず、
右サイドにスウェーし、肩の入りも70度ほどと浅く、スムーズにスイングができない。

 

フィニッシュまでの振りきれないを直す時の壁

 

=左腰が回転しきれない=

 

全盛期のスイングは、ダウンスイング以降、左腰がしっかりと回転し、
ベルトのバックルが一瞬で正面を向くほど腰がキレていましたが、

 

全盛期の僕とは違い、意識をしてもそれができず、
スイングをする際にフォローに向かって大きな慣性が働くのですが、

 

年齢による柔軟性と瞬発力の退化から、左腰が回りきれず、
その慣性に反発してしまい、

 

フィニッシュまで上手くスイングスピードを保つ事ができず、
ボールを潰しきれない。

 

流石に八方塞がりでした。

 

しかし、沢山の方々に飛距離アップレッスンしていると、
40才以上のゴルファーに、僕と同じ傾向で飛距離を落としている方が多数見られ、

 

それを考えると諦める訳にはいかず、
この「年齢と飛距離との関係」をどう打開できるかのかを真剣に考え続けました。

 

当てのない答えを探し続ける日々の中、
ふと自分のスポーツ歴を思い出していると、

 

ゴルフとは全く別のスポーツに、
答えが隠されていることに気付きました。

 

僕のゴルフ以外のスポーツ歴は、野球と柔道が長く、
野球ではピッチャーの動作から投げてくる球種を見抜き、

 

柔道では相手の小さな動きから
その後に繰り出される技を見抜いていました。

 

この見抜く為のキーワードは「癖」で、
一つの動作が行われる際に、無意識に行ってしまう動作です。

 

この「癖」は無意識の動作ですので、若い時ほど現れやすく、
年齢を重ねるごとに意識した練習で改善されていきます。

 

野球や柔道にとってこの「癖」は、
しっかりと改善しないとほとんどの場合マイナスに働きますが、

 

個人競技のゴルフとって、
この「癖」は無意識にできる若さによる飛距離のメリットとなるです。

 

その無意識にできていた動作を理解し逆転の発想をすることで、
私は意図的な動作を取り入れる

 

「逃がす」

 

という答えに辿り着きました。

 

「逃がす」を知って飛距離アップ

 

先ほども書きましたが、年齢による飛距離の衰えの原因は、
筋力や瞬発力以外では

 

「肩の入りが浅い」
「フィニッシュまでの振りきれない」
のたった2点だけです。

 

この2点は、実に驚くべきほど簡単な
「逃がす」動作で改善するのでご説明します。

 

「逃がす」を取り入れることで動作改善

 

=ポイント①「肩の入りの浅い」を改善=

 

ここを改善するために「逃がす」べきポイントは、
右打ちの場合「右腰」です。

 

テークバックに入る前、右腰の骨盤の骨を5cm程度回転させ、
あらかじめ逃しておくと、

 

上半身と右腰が上手く連動ができなくても、スウェーを抑え、
しっかりと肩を深く入れる事ができ、

 

飛球線に対して70度程度しか回らなかった肩の入りも、
なんと100度近くまで改善されました。

 

=ポイント②「フィニッシュまでの振りきれない」を改善=

 

ここを改善するために「逃がす」べきポイントは、
右打ちの場合「左足のつま先」です。

 

私の場合、アドレス時に左足のつま先は、
飛球線に対し直角ですが、あらかじめ左足のつま先を3cm程度開いて、

 

ダウンスイング以降に回転がしやすい様に逃しておくと、
左腰が止まらず、フィニッシュまでスイングスピードを保つことができ、

 

しっかりとボールを潰す事ができます。

 

たったこれだけの答えを、
理解し実践できるまでに何年も費やしました。

 

実際に、この逃がすポイントは自分だけではなく、
レッスンの受講者にも取り入れていますが、

 

飛距離の衰えを感じているゴルファーにとって、
素晴らしい結果を生んでいます。

 

まとめ

 

ただ、この「逃がす」という動作で、
全盛期に近い動きを取り戻すことはできますが、

 

筋力や瞬発力の低下はトレーニングによってしか改善できないので、
全盛期に比べて落ちた飛距離の80%くらいを取り戻した感じです。

 

この「逃がす」という答えを書くまでに、
非常に長く前置きをしましたが、

 

僕がこの答えにたどり着くまでに辿ってきた考え方を知っていただくことで、
トレーニングなどに目を向け過ぎて飛距離を諦めてしまったゴルファーにも、

 

飛距離の改善を諦めていてだきたくなかったからです。

 

今回ご紹介いたしました「逃がす」のお話は、
年齢による飛距離の衰えを感じているという方にとって、

 

非常に手軽にできる改善方法ですので、
ぜひお試しください。

 

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投稿者プロフィール

松谷 伸次
松谷 伸次一般社団法人日本プロドラコン協会会長/ESTIVANT.golf代表
ドラコンプロ、レッスンプロ、ゴルフクラブデザイナーというマルチな視点から、飛距離アップについての考察、検証を日々繰り返している。
飛距離アップ率99%以上という驚異の数字を叩きだしている、JPDA飛距離アップレッスン公式メソッド考案者。