ゴルフの四大メジャー大会って何があるの？

２０１９年に、渋野日向子選手が全英女子オープンで優勝したのは記憶に新しいです。

日本人選手が、アメリカのツアーであるＰＧＡツアーで活躍しているのを見るのは、楽しいですよね。

ＰＧＡツアーにはメジャー大会が４つあり、すべての大会が世界最高峰のトーナメントであり、プロゴルファーであれば一度は出場してみたい試合です。

今回は、ＰＧＡの４大メジャー大会についてご紹介します。

マスターズ・トーナメント！

ゴルフ界で最も有名な「ボビー・ジョーンズ」が作った大会で、他の試合とは違い出場選手がすべて招待制になっています。

「ゴルフの祭典」とも呼ばれ、毎年、オーガスタナショナルゴルフクラブで開催されています。

基本的には４月に行われ、ゴルフをする人であれば一度は聞いたことがありますよね。

また、２０１９年にはタイガー・ウッズ選手がカムバック優勝をし、大いに盛り上がりました。

前年度の優勝者が歴代の優勝者を招待してもてなしをするパーティーがあり、一度優勝すれば毎年参加することが出来ます。

また、試合前日の水曜日には「パースリーコンテスト」があり、オーガスタナショナルの隣にあるパー２７のコースで開催されています。

選手の家族がキャディをして、和やかな雰囲気での大会になります。

また、優勝賞金は設定されておらず、土曜日までの入賞収入によって決まるため、毎年、優勝金額が異なってきます。

全米プロゴルフ選手権！

「ＰＧＡ選手権」とも呼ばれ、四大大会のなかで唯一アマチュアゴルファーが出場できないトーナメントとなっています。

開催地はアメリカで、ゴルフ場はサーキット方式で、いくつかのゴルフ場が持ち回りで開催されています。

開催時期は基本的に５月で、今のところ２０３１年までと２０３４年の開催地はすでに決定されています。

全米オープン選手権！

全米オープンは予選会が多く、世界各国の様々な場所で行われ、日本でも開催されています。

オープン選手権のため、アマチュアゴルファーでも予選会さえ通れば出場することができ、メジャー大会の中ではアマチュアゴルファーの参加が多いメジャーになっています。

開催時期は６月で、最終日が父の日になるように開催されています。

コースセッティングが非常に難しく、優勝スコアがパープレーになるように設定されていますが、近年では多くの優勝スコアが二桁のアンダースコアになっています。

ジ・オープン選手権！

別名、全英オープン選手権ともいわれていますが、メジャーの中で最も古く、唯一ゴルフ発祥の地であるイギリスで行われます。

開催コースは８カ所の持ち回りでシーサイドリンクスに限られており、

• 風が強かったり
• 気温が低かったり

と、自然との戦いになる事が多いです。

また、マスターズとは正反対のコースセッティングで、自然のあるがままのコースが基本となっているため、ほとんど人の手が加わっていません。

まとめ

今回は、ＰＧＡツアーの四大メジャートーナメントについてご紹介しました。

四大メジャートーナメントをすべて制することを「グランドスラム」と言われ、マスターズが四大大会に加わってからは、一年ですべて優勝した人はいません。

因みに、ボビー・ジョーンズが現役だったころは、

• 全英アマチュア
• 全米アマチュア
• 全英オープン
• 全米オープン

が、四大メジャートーナメントと言われていました。

マスターズが加わってからは、タイガー・ウッズを含む５人の選手がキャリアグランドスラムと言って生涯のうちに４大メジャートーナメントを制しています。

メジャートーナメントをテレビで見るのは、時間帯が違うため少し辛いかもしれませんが、ぜひチェックしてみてくださいね。