ゴルフのラウンドでは、気持ちのコントロールが大切で、それが上手くできないとスコアをまとめることができません。
ゴルフはメンタルのスポーツといわれるのですが、そのメンタルをどのように考えてコントロールするのかは難しい問題です。
そういったメンタル面に関する重要なキーワードの一つがバウンスバックというものです。
今回はバウンスバックについて考えてみたいと思います。
バウンスバックとは?
プロゴルファーの世界では、ボギー以上を打ってしまった直後のホールで、バーディ以上のスコアでホールアウトすることをバウンスバックと呼び、バウンスバックする確率をバウンスバック率と呼びます。
アマチュアの場合はダブルボギーやトリプルボギーなどでスコアを崩した直後のホールでバーディやパーとすることをバウンスバックと呼んでよいかと思います。
また、初心者ならダブルボギーやトリプルボギーの後にボギーをとるという目標設定でも構いません。
ゴルファーのレベルに合わせて崩したスコアを次のホールで取り戻すことがバウンスバックです。
バウンスバックはメンタル面の強さを表す
人間、失敗した時は落ち込むもので、ミスしてしまった次のホールは意気消沈して、続けて失敗をしがちです。
しかし、それは大きくスコアを崩す原因になりますので、ミスした後はすぐに気を取り直して平常心でプレーできるメンタルの強さが必要になります。
バウンスバックできるということは、気持ちの切り替えができ、ミスのあとに強い気持ちで修正していける能力があることを示します。
つまり、バウンスバックは、プレーの際のメンタル面の強さを表すのです。
バウンスバック率はプロゴルファーの強さを表す
バウンスバック率が高いということは、スコアもよいということになります。
強いプロほどバウンスバック率は高いといわれ、松山英樹もバウンスバック率が高いことで有名です。
PGAの男子トッププロでは、バウンスバック率が30%ほどある人もいて、これはボギーを打った後のホールの約三分の一をバーディとしているということですから、すごいことです。
また、全盛期のタイガー・ウッズは、2000年の年間平均でバウンスバック率36.51%という驚異の数字を残しています。
日本の女子プロで、渋野日向子が全英女子オープンを優勝した2019年に26.06%という女子としては異次元の数字を残しており、このことからもわかるように、活躍が目立つ選手ほどバウンスバック率は高いといえます。
バウンスバック率の高い選手は、ボギーの後はすぐにバーディで取り戻すことで観客を魅了することができる、まさにスタープレーヤーなのです。
バウンスバックを意識してスコアアップを目指そう
バウンスバックはスコアアップに直結するので、アマチュアゴルファーにとっても意識することでスコアアップを目指すことができます。
アマチュアならトリプルボギーなどを叩いてしまうと、その流れで続けてスコアを崩してしまうことが多いので、ミスを引きずらないようにとか、気持ちを切り替えてということが言われますが、どういう風に気持ちをコントロールすべきか、難しいところです。
そんな時にはバウンスバックという言葉を思い出してください。
強い気持ちを持って、次のホールでバウンスバックだ!と考えることで、くよくよしている場合ではないと自分に言い聞かせ、気持ちの切り替えもしやすくなります。
まとめ
ゴルフはメンタルのスポーツです。
強いプロゴルファーのプレーを心に描きながら、バウンスバックを意識することで精神力を高めてラウンドしてください。
強いメンタルの象徴としてのバウンスバックでスコアアップを目指しましょう。
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投稿者プロフィール
- ゴルフ歴20年のおやじゴルファーです。ゴルフの道を究めるべく、日々ゴルフの研究に励んでいます。アマチュアゴルファーの視点から、わかりやすくタメになる記事をお届けしたいと思います。
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