グリーン奥からピンが近い時のアプローチ。
普通に打てば下り傾斜でピンで止めるのが難しい状況のアプローチです。
こんな時に役に立つのがふわっと上げて止めるアプローチ。
ふわっと上げたほうが良いのは分かってはいても、打ち方が分からない人が多いのではないでしょうか?
ふわっと上げるアプローチは難易度が高く、最低でも90を切るレベルでないと難しいと思います。
スコアが90を切っていたり、アプローチが得意だと思う人は今回の記事を読んで、ふわっと上げるコツをつかめれば幸いです。
それでは最後までお付き合いください。
アプローチでふわっと上げるために必要なこと
いくらアプローチでふわっと上げたくても、どんな状況でもふわっと出来る訳ではありません。
アプローチでふわっとさせるためには条件が2つあります。
まずはクラブのロフトが開いていることです。
7番アイアンでふわっとさせるのは無理だと多くの人は分かっていると思います。
しかしウェッジならふわっと上げて止められると思っている人が多いのが現状です。
ウェッジと言っても色々あります。
ピッチングウェッジ、アプローチウェッジ、サンドウェッジ、ロブウェッジ。
プロでもピッチングウェッジやアプローチウェッジでふわっと上げるのは非常に難しい。
ふわっと上げて止めるのであればサンドウェッジかロブウェッジが必要です。
度数で言うなら56度以上のウェッジです。
開いていればいる程ボールは高く上がることを覚えておきましょう。
もう1つの条件は良いライにあることです。
いくらロフトの寝たクラブでもトップをすればボールはふわっと上がってはくれません。
ボールの下にクラブヘッドが入るスペースがあることがふわっと上げる条件です。
この2つの条件がそろった時にはじめて、アプローチでふわっと上げることが出来るのです。
アプローチでふわっと上げる打ち方
それではアプローチでふわっと上げる打ち方を説明していきます。
使用クラブは持っているクラブの中で一番ロフトが開いているクラブです。
通常はサンドウェッジになると思います。
もしロブウェッジを持っていればロブウェッジの方がふわっと上げられます。
ボールに対して反時計回りにオープンスタンスにします。
左を向く具合は上げたければ上げたいほど左を向きます。
スタンスを左に向けたら同じ分だけクラブフェースを右に向けます。
このアドレスでスタンスの向きに振ってください。
これで球がいつも以上にふわっと上がるはずです。
スイングのスピードはゆっくり振れば振るほどふわっと上がりますが、緩むと距離感を合わせずらいので注意して下さい。
コツはスタンスを左に向けてフェースを開くことです。
フェースを開くと言っても握ってから開いてもスイング中フェースが戻って来てしまいます。
フェースを開いた状態で握るのがポイントです。
左に振ると左に飛んで行く場合はフェースの開きが足りません。
これでアプローチで球をふわっと上げることが出来るようになります。
まとめ
グリーンエッジからピンが近い時にふわっと打ちたいと思う時は多いはずです。
今回お伝えした打ち方が出来ればアプローチで球をふわっと上げて止めることが出来るはずです。
しかし、そもそも球をふわっと上げて止めるのは、それなりの技術が必要です。
毎回同じように振れて、打点が安定していれば狙ったように打てますが、そうでない場合はダフリやトップのリスクの方が高いかもしれません。
そのような場合は無理にふわっと上げるよりも、安全に乗せてリスクを減らした方がスコアはまとまるはずです。
まずは練習で試してコースで使えそうであれば使うと良いのではないでしょうか?

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投稿者プロフィール

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30代ティーチングプロ
ゴルフ歴は30数年、プロゴルファーである父の元、幼少よりゴルフを始める。研修生時代はプロキャディやミニツアーの経験あり。日々自己研鑽をしながら現役でレッスン活動をしています。
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