残り180ヤード。ロングアイアンでナイスショットすれば乗りそうな距離。
期待を込めて打つものの、ボールは出球から大きく左に引っかかってグリーンオンならず。
このような経験はありませんか?
たまにしか引っかかる球が出ないのであれば問題ありませんが、毎回引っかかるのであれば考えなくてはいけません。
今回はロングアイアンで引っかかる原因と治すコツを紹介していきます。
この記事を読めばロングアイアンの引っかけが治るはずです。
興味のある方は最後までお付き合いください。
ロングアイアンで引っかける3つの原因
通常ロングアイアンは球の捕まりが悪いとされており、ロングアイアンで引っかかる人は少数派です。
それにもかかわらず、ロングアイアンが引っかかるのにはいくつか原因があります。
主な原因は以下の3つです。
・ボールの位置を間違えている
・スイング軌道が違う
・力んで腕で振っている
引っ掛けている人は大抵この3つのどれかに当てはまります。
1つずつ説明していきます。
ボールの位置を間違えている
他のクラブでは引っかからないのにロングアイアンだけ引っかかる人は、ボールの位置を間違えていることが多くあります。
ボールの位置が左過ぎると、フェースが返り過ぎ閉じた状態で当たるので、そのまま左に引っかかります。
ボールが右にあると左にあるのとは逆に、フェースが戻らず当たるので通常は右に飛びます。
右に飛ぶのを嫌がりボール位置が悪いだけと気づかずスイングを変えると、ロングアイアンだけでなく全てのクラブが当たらなくなることもあります。
体の向きやボール位置は、スイングを治す前にチェックするのを忘れないようにしましょう。
スイング軌道が違う
スイング軌道が間違っていると球の曲がる原因となります。
ダウンスイングの軌道がアウトサイドインで腕を返すとそのまま引っかかります。
ダウンスイングの軌道がインサイドアウトでも腕を返すと左に飛び出て更に曲がっていきます。
正しい軌道より極端にずれると腕で調節するしかなくなり、フェースが左を向いたときに引っかかるのです。
力んで腕で振っている
ロングアイアンで飛ばそうと思って腕に力が入ると、急激にフェースが被って引っかける人もいます。
ロングアイアンで正しい飛距離を出すためには腕で振るのではなく、体の回転に腕が付いてくるようにするのが正解です。
腕の力みは引っかける以外にも様々なミスを引き起こすので注意しましょう。
ロングアイアンで引っかかる人の修正方法
ロングアイアンで引っかかる人の修正方法をお伝えします。
まずはボールの位置と体の向きをチェックして下さい。
体の向きは目標に平行に立ち、ボールの位置は体の中心より左で左踵より内側になります。
ボールが引っかかるということはフェースが左を向いて当たっているので、フェースの開閉を抑える必要があります。
そのための練習としてクロスハンドドリルがおすすめです。
通常左手が上で握り右手が下で握るところを逆にして握ります。
つまり、右手が上で握り左手が下で握ります。
この状態で打てばリストターンを抑えることができて、それを繰り返すことで通常のグリップに戻してもロングアイアンで引っかかることを抑えることができます。
まとめ
今回はロングアイアンで引っかかる原因と治すコツを紹介していきました。
ロングアイアンは通常引っかかりにくいとされています。
それを引っかけているということは原因があります。
特に体の回転ではなく腕で打つと様々なミスとなり、フェースが返りすぎるとロングアイアンで引っかけます。
引っかけないためにはフェースローテーションを抑える必要があります。
そのためにクロスハンドドリルを繰り返して正しく飛ぶようにしていきましょう。
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投稿者プロフィール
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30代ティーチングプロ
ゴルフ歴は30数年、プロゴルファーである父の元、幼少よりゴルフを始める。研修生時代はプロキャディやミニツアーの経験あり。日々自己研鑽をしながら現役でレッスン活動をしています。
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