【世界のゴルフ観戦記】ゴルフの祭典『マスターズ』! オーガスタナショナルGC マスターズその3

読者の皆さん、こんにちは。

マスターズトーナメントのあるオーガスタナショナルGCの観戦記ですが、本日はマスターズ期間中の街の雰囲気やアマチュアに寄り添う精神などをお届けしたいと思います。

自宅をレンタル!?

オーガスタですが、アトランタ市内からは東方に200キロ程度の場所にあります。

概ね、ジョージア州の東端になりますね。

街中は大きな川も流れる風光明媚な片田舎ですが、ジョージア州ではアトランタに続く第二の都市で、人口は10万人強の南部都市になります。

車で、マスターズ期間中にオーガスタに到着すると、ゴルフ場周辺の喧騒以外は非常に静かな佇まいで、何処に人が住んでいるのだろうと思う位の人通りのなさが気になります。

街の人に聞いて見ると、かなりの確率で自宅を期間中にレンタルして観戦者に提供しています。

そう、オーガスタにはホテルこそあれど、沢山あるものでは無く、ゴルフ場に近ければ近いほど高く貸し出せています。

さらには、春先の期間はアメリカ人の旅行シーズンでもあり、住人は家を観戦する人やプレイヤーに貸して旅行に出かける人が多いのだとか。

上手く、需給のバランスが取れた期間の開催なんだと感じます。

日本でも、オリンピックやスポーツの世界大会や大きなイベントの地方開催地がある場合に、参考になるかもしれませんね。

穴場は練習ラウンド!?

さて、マスターズトーナメントチケットのプラチナ化はお話して来た通りですが、アメリカ人もこのプラチナチケットを求めて全米各地から人が集まってきています。

  • アメリカらしく、大きなキャンピングカーで期間中泊まりこんで、家族や友人達と即席のランチボックスを販売する者
  • 場内で購入できる土産グッズの類似品を販売する者
  • チケット入手をプラカード片手にアピールする者

など様々ですが、オーガスタナショナルGC前の広場は、さながら日本の屋外ライブ会場のようなお祭りの雰囲気です。

マスターズトーナメントは、基本的に月曜日から水曜日迄が練習ラウンド。

木曜日金曜日が予選で土曜日日曜日が決勝ですが、一般的に練習ラウンドの雰囲気をテレビがお伝えする事は少ないイメージでしょうか。

筆者が数回現地に足を運んで、実はマスターズを良く知る為に穴場だなと思うのは、この練習ラウンドの月曜日から水曜日です。

と言うのも、木曜日以降パトロンは一切カメラは撮影禁止で、当然ピリピリムードなんですが、練習ラウンドは写真取り放題。

パトロンは、こぞってお気に入りのスポットで記念撮影をしています。

運が良ければ、練習ラウンド中はプレイヤーもリラックスしているので、気軽にファインダー内に入ってくれる事も。

小さなお子さんがいると、その確実性も増します。

古き良き伝統

また、18番ホールを上がった裏手には広大な練習場があるのですが、ここにも沢山パトロンが詰め掛けいます。

練習を見ていると、プレイヤーもパトロンと談笑しているのが良く分かります。

非常に距離感が近い感じです。

かの、タイガーウッズがまだアマチュアだった1995年。

一度私も練習場でお願いし、ゴルフボールにサインをもらいました。

サインの名前は、エルドリック。

そうタイガーウッズのファーストネームは、エルドリックなんですね。

私は、夢中で彼を応援しました。

エルドリック タイガー ウッズ。

これが本名です。

プレイヤーはパトロンを大切にし、パトロンもプレイヤーを分け隔てなく応援する。

こんな雰囲気がここにはあります。

また、オーガスタナショナルGCは、アマチュアも大切にしています。

日本からは前回、金谷選手がアマチュア参加しましたが、アマチュアプレイヤーは何と大会期間中、コース内のクラブハウスに宿泊出来る特権があるんです!

クラブハウス3階のcrow’s nest(カラスの巣)に、アマチュアは全員大会中宿泊。

なんだか夢がありますね。

しかし、ここはアマチュアの聖地。

一切撮影が認められていないので、秘密のベールに包まれています。

そう、パトロンも大会委員会も皆んな、アマチュアには優しいのです。

そんな古き良き伝統をマスターズトーナメントは守って、大会運営がされているのですね。

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投稿者プロフィール

カール
カール
アマチュアゴルフ歴 30年 ベストスコア 72
ゴルフプレーと共に、昔プレーしていたラグビーの観戦をこよなく愛する 普通のサラリーマン。