トップやスライスを誘発するヘッドアップの原因と直し方

ボールの上っ面をたたいてしまうトップ。
インパクトの瞬間に伸びあがってフェースが開いてしまい、
薄い当たりのスライスが出る。

 

このような球が出た時のミスとして疑うのがヘッドアップ。

 

初心者に多いとされるミスですが、
地面を踏み込むタイミングがズレたり、

 

ターゲット方向を視認しにくいコースでは、
ゴルフの経験値に関係なくヘッドアップすることがあります。

 

数あるミスショットの中でも、
誰にでもあり得るミスなので、

 

ゴルフのスコアや経験値に関係なく、
原因と直し方をおさえておいてください。

 

今回の目次

1.ヘッドアップとは
2.ヘッドアップの原因 動作編
3.ヘッドアップの原因 意識編
4.ヘッドアップの直し方
5.まとめ

 

ヘッドアップとは

 

文字通り、頭が起き上げってしまうことですが、
詳しく書くと、

 

ボールを打つ瞬間に視線がターゲット方向に向いてしまうことにより、
頭が起きあがってしまう現象のことです。

 

この際にはアドレスで作った前傾角度がほどけて、
頭だけでなく体も起き上がってしまいます。

 

そのため、肩からボールまでの距離が遠くなり、
クラブヘッドが届かずトップしてしまうか、

 

体が起き上がることにより、フェースが開きやすくなるため、
スライスが出てしまうということになります。

 

ヘッドアップの原因 動作編

 

主な原因としては、先ほども書きましたが
前傾角度がほどけてしまうことです。

 

ダウンスイングで膝を使いながら地面を踏み込んでいきますが、
インパクトの手前で膝が伸び上がってしまうと、

 

上半身も起き上がってきてしまい、
この時に頭の高さも変わってしまうことから、

 

ヘッドアップしたと表現されます。

 

ダウンスイングの踏み込みと、
インパクトでリリースするタイミングがはやいとヘッドアップになります。

 

また、フルショットしようとするほど、
体が伸び上がるクセがある場合も要注意です。

 

伸び上がるということは、
頭の高さも変わってしまうので、

 

ヘッドアップと同じ体の使い方になってしまっています。

 

ヘッドアップの原因 意識編

 

ヘッドアップのミスは初心者に出やすいといわれる所以は、
意識的な部分が強いのではないかと考えられます。

 

その理由としては、
打ち出した球を確認したい。

 

コースに行けば、同伴者に迷惑をかけないために、
ボールの行方の責任を背負いすぎる。

 

このような意識から、
「ボールをしっかり見ておかないといけない」
と、脳内を支配されてしまいます。

 

このままでは、
ヘッドアップを動作のアドバイスで直すことは難しいです。

 

打った後でも、ボールはしばらく空中にあるので、
1秒待って顔を上げたとしても、確認することは可能です。

 

焦らずボールの行方を確認するようにしましょう。

 

ヘッドアップの直し方

 

ここからはヘッドアップしないためにどうするか。
ということですが、原因から考えると

 

前傾角度をほどかない
ということを意識してスイングしましょう。

 

コースに出ると、練習の時の良いショットばかりで、
マネージメントしてしまう傾向があります。

 

そうなるとショットに力が入ったり、
無理やり距離を出そうとして、

 

気付かぬうちに、
いつも以上に振っていることもあるでしょう。

 

途中にも書きましたが、
フルショットになると体の伸び上りが出たり、

 

スイングのバランスを崩してしまうこともあります。

 

イメージ通りに振れる強さは、9割のショットなのか
8割のショットなのか。

 

コースでは普段よりも頑張ってしまうので、
少し抑えて振ることも考えなくてはなりません。

 

また、コース経験が少なかったり、
始めていくコースでは、

 

ボールの落としどころや、
落ちた先でどうなったかというのが気になるため、

 

早く確認したくなりますが、
確認のスピードで結果が変わるわけではないので、

 

打つことに集中しておくほうが、
結果はよくなります。

 

ここまでは意識的な直し方を書いてきましたが、
前傾角度を保って振るためには、

 

小さいスイングから反復練習するのが、
地味ですが確実な方法です。

 

トップやスライスが出やすい番手は、
ハーフスイングから繰り返して、

 

徐々にフルショットに近いスイングでも
ミスなく打てるように練習していきましょう。

 

練習場でしっかり打てるようになっても、
コースではつま先上がりの状況だと、

 

体が伸び上がるほうにバランスを崩しやすいので、
打つ際のライにも気を付けていきたいですね。

 

まとめ

 

ヘッドアップを直す方法としては、
前傾角度を保つことを主にお伝えしましたが、

 

前傾角度を保ってショットができるようになると、
スイングの力がボールに伝わる効率もよくなるため、

 

ボール初速が速くなったり、飛距離が伸びたりと、
トップやスライスが減る以外にも、

 

良い効果が出てくると考えられます。

 

ショットの質がよくなれば、
良いスコアも期待できるようになりますね。

持久系プロテイン

ビーレジェンドプロテイン「スポーツ&ウェルネス」の 詳細はこちら