飛距離ロスを最小限にするアゲインスト対策と打ち方

今回は、アゲインスト時の飛距離についてをお話しします。

 

ラウンド中にアゲインストの風の場合、
飛距離は必ず落ちます。

 

しかし、打つ球質によって飛距離の落ち方が著しく変わる
という事をご存知ない方が多いので、今回はそれについてご説明致します。

 

目次
1.アゲインスト時に最も飛ばない球質
2.アゲインスト時に最も飛ぶ球質
3.ティーアップを低くするだけでは不十分⁉️
4.アゲインストに強い球質を作る

 

アゲインスト時に最も飛ばない球質

 

アゲインスト時に最も飛ばない球質は
「高弾道スライス」になります。

 

まず、風は高くなればなるほど強くなり、
高弾道はアゲインストの影響を強く受ける事になります。

 

さらに、バックスピン量が多いスライスは、
直進性が弱く浮力が強いため、

 

アゲインストの風の影響を最も強く受け、
著しく飛距離が落ちる事になります。

 

アゲインスト時に最も飛ぶ球質

 

アゲインスト時に最も飛ぶ球質は
「ロースピン低弾道」になります。

 

この球質は、上記の真逆になりますので、
最も風の影響を受けにくく、飛距離を稼げる球質となります。

 

ティーアップを低くするだけでは不十分⁉️

 

よくアゲインスト時に、低弾道を打つ事を考え、
ティーを低くする方法を取られる方がいらっしゃいますが、

 

これだけではアゲインスト対策にはかなり不十分です。

 

ティーを低くしただけの場合、確かに弾道が低くなりますが、
それはドライバーのフェースの下部に当たり低弾道になっているだけで、

 

下部に当たる事により、そのショットのボール初速は落ち、
なおかつギア効果によりバックスピン量が増え、

 

結果、飛ばない球質と、
風の影響で飛距離は著しく落ちます。

 

アゲインストに強い球質を作る

 

アゲインスト時は低弾道のロースピンボールを打つ必要があります。

 

このボールを打つための方法をご説明します。

 

まず、アドレス時のボールポジションを通常時に
左踵線上に置かれている場合、

 

ボール1個半ほど中に(左胸の前あたり)置きます。

 

ティーの高さは3〜5mm程度低くします。

 

ボールを中に置いた分、振り遅れが起きやすいので、
それを防ぐ為にグリップは半インチ(1cm程度)短く持ちます。

 

そして、ハンドファーストに構えロフトを立てます。

 

ロフトを立てる事により、
短く持つ事で少し落ちたボール初速を補うことができ、

 

なおかつ打ち出し角が低くなり、
スピン量も減ります。

 

上記の通り、ボールを中に置き、ティーを低くし、
グリップを短く持ち、ロフトを立てる。

 

この作業は、全て低弾道に直結します。

 

しかし、この状態だと低弾道になり過ぎる為、
それを補うために、ショットをする際、

 

打ち出し角が上がるフェースの上部で打つ事を心がけましょう。

 

さらに、フェース上部で打つ事で、ギア効果も使え、
スピン量を減らす事ができランを稼ぐ事ができます。

 

上記を、しっかりと行う事で、
アゲインストの風の影響を最小限に抑えることができ、

 

低弾道によるキャリー不足を、
ランで補うことができます。

 

ラウンド中、アゲインストのホールがやってきた際には、
ぜひお試しください。

投稿者プロフィール

松谷 伸次
松谷 伸次一般社団法人日本プロドラコン協会会長/ESTIVANT.golf代表
ドラコンプロ、レッスンプロ、ゴルフクラブデザイナーというマルチな視点から、飛距離アップについての考察、検証を日々繰り返している。
飛距離アップ率99%以上という驚異の数字を叩きだしている、JPDA飛距離アップレッスン公式メソッド考案者。