昔は、ゴルフと言えばキャディ付きが当たり前でしたが、最近はセルフプレーが増えてきてキャディ付きプレーをした事のない人も多いと思います。
キャディを付けるとセルフプレーと比べて3000円ほど多くかかりますが、それ以上の価値があります。
しかし、残念なことに、ただ距離を教えてくれてクラブを運んでもらっただけの人も多いかと思います。
そこで、今回は元キャディである私が、どうすればキャディさんを味方につけてスコアアップできるのかお伝えします。
この記事を読んで、次のプレーをキャディ付きでプレーしてベストスコアを狙いましょう。
目次
キャディ付きプレーをしたことはありますか?
あなたは、キャディ付きプレーを経験したことはありますか?
経験したことのある人は、どのようなイメージでしたか?
距離を教えてくれて、こちらが指定したクラブを運んでくれるだけ。
と、思った人も多いかと思います。
キャディさんも色々なタイプの人がいますが、多くのキャディさんは余程初心者でもないかぎり余計な事は言いません。
というか、私はそうでした。
これは、ゴルフを知っているキャディさんであればある程、余計な事は言わなくなります。
余計な事とは、
- グリーンを勝手に読んだり
- こっちのクラブに変えたほうが良いと言ったり
する事です。
これを聞いて、「えっ?キャディさんってそういう事普通に教えてくれるんじゃないの?」
こう思う人もいると思いますが、これには理由があります。
キャディさんが余計な事を言わない理由
キャディさんが余計な事を言わない理由は、主に3つあります。
- キャディさんが余計なことを言って迷わせる事を避けたい
- 聞いてもいない事を言ってミスをしたらキャディさんのせいにされるから
- グリーンを読むのもゴルフの楽しみの一つだから
この3つです。
簡単に説明していきます。
キャディさんが余計なことを言って迷わせる事を避けたい
残り150ヤード、お客さんが160ヤード飛ぶクラブを選択したとします。
その人の事が全てわかっているのならアドバイスできますが、キャディさんはあなたの専属ではないので、全て理解するのは不可能です。
キャディさんが大きいと思って、「クラブを変えたほうが良いです」と言って、迷いが生じる事もありえます。
それならば、お客さんが納得して選択したクラブを自信をもって打ってもらった方が良いと、考えることの方が多くなります。
聞いてもいない事を言ってミスをしたらキャディさんのせいにされるから
ゴルフを知っている人であれば、コースでスイングを直すのは難しい事はわかると思います。
もしキャディさんが、「今のスイングはトップが浅かった」なんて言ったとします。
次からナイスショット連発すれば感謝されますが、そうでなければ「あの時キャディさんが余計な事を言ったせいでスイングが気になってスコアが悪くなった」なんてクレームにもなりかねません。
グリーンの読みにしたって、同じです。
本人はカップ1個スライスすると思っていたところ、聞いてもいないのにカップ3個分スライスしますなんて言って実際は1個分しか曲がらなかったら、本人はガッカリすると思います。
何も言わなければ問題は無い場面で、あえてキャディさんから言わないと思います。
グリーンを読むのもゴルフの楽しみの一つだから
ゴルフの楽しみ方は、人それぞれです。
アスリート派もいれば、エンジョイ派もいます。
グリーンが読めない初心者は、グリーンを読んで言ってくれたほうが助かる人も多いでしょう。
しかし、中にはグリーンを自分で読んで、それを確かめるようにパッティングするのが楽しいと思う人もいます。
そのような人に、聞かれてもいないのにグリーンを読んで言うのは、楽しみを勝手に奪ってしまうことになります。
キャディさんを味方につけるには?
それでは、どうすればキャディさんから情報を引き出せるのか?
答えは、簡単です。
「間違えても良いから、クラブ選択とかグリーンの読みとかどんどん言ってください」
こう伝えましょう。
キャディさんは、言っても良いのか悪いのかお客さんの様子を見ながら判断します。
が、この言葉を朝一番に言われると、この人は色々教えてもらいたい人なんだと判断ができて、気兼ねなく色々教えることができます。
たったこれだけの事ですが、ものすごく重要なことなので覚えておきましょう。
まとめ
キャディさんは、お客さんにどこまで言っていいものか悩んでいます。
余計な事を言ってプレーに支障が出ては、せっかく楽しみに来たのに台無しです。
はじめから教えて良いとわかったら、キャディさんは色々な情報を教えてくれるはずですよ。
キャディ付きプレーの時は、是非試してください。
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投稿者プロフィール
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30代ティーチングプロ
ゴルフ歴は30数年、プロゴルファーである父の元、幼少よりゴルフを始める。研修生時代はプロキャディやミニツアーの経験あり。日々自己研鑽をしながら現役でレッスン活動をしています。
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