黄金世代やプラチナ世代、ミレニアム世代など、何かと話題の多い女子プロゴルフのツアーですが、今、話題になっているのがジャンボ軍団「女子部」です。
いったいどんな軍団なんでしょうか。
ジャンボ軍団とは!?
ジャンボ軍団とは、日本ゴルフツアー通算94勝、賞金王12回、メジャー大会20勝と歴代最多を誇り、2010年に世界ゴルフ殿堂入りしたレジェンド、ジャンボ尾崎の率いる軍団のことを指します。
まず、弟の尾崎健夫(ジェット)、尾崎直道(ジョー)、飯合肇(コング)らと合同自主トレを開催したのが始まりですが、その後、羽川豊、金子柱憲、伊沢利光などのトッププロも参加するようになり、「ジャンボ軍団」と呼ばれるようになりました。
1970年代~90年代にかけて、日本のプロゴルフの一時代を築いた軍団です。
ジャンボ軍団「女子部」が誕生
近年になって、ジャンボ尾崎は、若手選手育成に熱心に取り組み始め、ジャンボ尾崎ゴルフアカデミーを設立しました。
その中でも、原英莉花、笹生優花の活躍によりジャンボ尾崎門下生が脚光を浴びるようになりました。
このジャンボ尾崎門下生が、ジャンボ軍団「女子部」と呼ばれて注目されています。
原英莉花は、当時目立った実績もなかった高校1年の2015年に、ジャンボ軍団の門をたたき、ジャンボ邸の練習場でメキメキと腕を上げてきました。
2018年7月プロテスト合格。
2019年6月、20歳の時に「リゾートトラストレディス」でツアー初優勝すると、一躍人気トッププロとなり活躍しています。
フィリピン人の母と日本人の父を持つ笹生優花は、2019年にプロテスト合格後、ジャンボ尾崎の指導を受け始め、実力をつけていきます。
そしてご存じのとおり、2021年6月には「全米女子オープン」で畑岡奈紗とのプレーオフを制し見事に優勝します。
さらに、最近活躍しているのが、ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー1期生でもある西郷真央です。
2019年には日本女子アマ選手権で優勝。
その後プロ転向してから、まだ優勝はありませんが、何度も優勝争いを繰り広げています。
その他活躍する女子プロでは、川崎志穂、野澤真央などがジャンボ軍団「女子部」の一員です。
往年は、いかついオヤジ軍団であったジャンボ軍団は、現在では華やかな女子プロや希望にあふれるジュニアたちの軍団へと変貌しているんですね。
ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー
プロゴルファーを本気で目指すジュニア選手が、ジャンボ軍団専用練習場「ジャンボ邸練習場」で、トップクラスの指導者、プロゴルファーと同じ環境で練習できるのがジャンボ尾崎ゴルフアカデミーです。
千葉北にある「ジャンボ邸練習場」は、ゴルフコース2ホールはできそうな広大な敷地にドライバーをめいっぱい打てる打席を備え、その中にはいくつものグリーンがあり、アプローチやパターの練習も自由自在にできます。
男子ツアーで活躍する「ジャンボ軍団」の選手たちも練習に訪れるため、間近でトッププロの練習の取り組み方や、ゴルフに対する姿勢を学ぶこともできます。
そして、じっと守るジャンボが放つ一言二言のアドバイスが、練習生にとって何よりためになるものであるといいます。
こうした環境の中で自然と養われる技術とメンタル、特に勝つためのゴルフについて学べることがジャンボ門下生の強さの秘密のようです。
まとめ
かつての最強プレーヤーであるジャンボ尾崎も70歳を超え、今は後進の指導に力を入れているようです。
そのレジェンドとしてのオーラと「ジャンボ邸練習場」とう特殊な空間が、強いプロゴルファーを育てる秘訣になっているのではないでしょうか。
しばらくジャンボ軍団「女子部」から目が離せないですね。
ビーレジェンドプロテイン「スポーツ&ウェルネス」の 詳細はこちら
投稿者プロフィール
- ゴルフ歴20年のおやじゴルファーです。ゴルフの道を究めるべく、日々ゴルフの研究に励んでいます。アマチュアゴルファーの視点から、わかりやすくタメになる記事をお届けしたいと思います。
最新の投稿
- スタッフブログ2024.06.23メンタルの強さの証明、バウンスバックとは?
- スタッフブログ2024.06.16アプローチで距離感をだすコツは足の意識
- スタッフブログ2024.06.09空振りと素振りの違いを理解しよう
- スタッフブログ2024.06.02ヘッドの重さを感じる打ち方で飛距離アップを目指そう!