日本には2021年現、2000を超えるゴルフ場があり、全部のゴルフ場でプレーをしたことがある人はいないのではないでしょうか。
都道府県によってばらつきはありますが、ゴルフコースがないところは一つもありません。
当たり前ですが、一つとして同じ景色、同じ地形、同じホールはありませんし、同じゴルフ場といっても季節によって違った顔を見せてくれますよね。
そのため、同じゴルフ場に何回通っても飽きませんし、ゴルフは永遠に楽しむことが出来ます。
ゴルフ場にはローカルルールと言って、来場者全員が円滑にゴルフをプレーするために設けてある独自のルールが存在し、その代表格が「ワンペナ」ではないでしょうか。
ワンペナとは
ゴルフにおいて「ワンペナ」とは「ワンペナルティー」と呼ばれる場所で、呼びやすいように省略して「ワンペナ」と言われています。
ゴルフ場にはOBや池などのハザードがありますが、そういったところに該当しないが、プレーの進行のためのプレー禁止の場所があります。
そこが「ワンペナ」で、ローカルルールのためゴルフ場によってルールが異なり、はっきりとした定義はありません。
「ワンペナ」の多くは林や崖と言った、プレーするのはもちろんのこと、立っているのも危険な場所が多いでしょう。
そのため、ボールが見えているからと言って無理に入ったり、「ワンペナ」ゾーンに入ってしまったボールを探しに行くような危険な行為はしないでくださいね。
「ワンペナ」かどうか見極めるためには、キャディーさんに確認するか、事前にコースガイドをチェックするようにしましょう。
ワンペナの対処法
先ほども述べたように「ワンペナ」はそれぞれのゴルフ場特有のローカルルールのため、R&Aが発行しているルールブックに明確な記載はありません。
ゴルフ場によって「ワンペナ」区域の示し方はバラバラで、白い線だったり黄色と黒の杭だったりと様々です。
多くのゴルフ場は「ワンペナ」区域に入ってしまった時のドロップゾーンや特設ティーイングエリアが設置されており、それぞれのゴルフ場のルールに従ってプレーをしてください。
「ワンペナ」に行ってしまった場合、ペナルティーは1打罰のため、ティーショットで「ワンペナ」区域に行ってしまったら、次のショットは3打目になります。
因みに、セカンドで「ワンぺナ」に入ってしまった時は、次に打つショットが4打目になります。
数がわからない場合は、ホールアウト後、実際にボールを打った数にプラスして1打加えるといいですよ。
OBだと打ち直しのショットが3打目になるので、「ワンペナ」の場合は同じ3打目でも、前進したところから打つことができ、少し得した気持ちになりますよね。
公式の試合ではどうなるのか
「ワンペナ」がローカルルールのため、ゴルフ場によって対処法などが違うという事はわかりました。
プライベートでラウンドする時は、そのゴルフ場のルールに従ってプレーをすればいいので問題ありませんが、JGAなどが主催している公式の試合の場合はどうなるのでしょうか。
結論として公式の試合では「ワンペナ」ルールを適用することはありませんので、「ワンペナ」区域はOBやプレー可能区域に変わっています。
大きな大会などではプレーヤーのほとんどは練習ラウンドなどで事前にコースの下見をすることが多いと思うので、その時にチェックしてみてくださいね。
まとめ
「ワンペナ」はローカルルールのため、実際には「ワンペナ」区域がないゴルフ場も多くあります。
ゴルフは何もかも万全用意しているのがスコアをよくする秘訣でもあるので、ラウンド前や、そのホールを始める前に、そのコースがどうなっているかをしっかりチェックするといいですよ。
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投稿者プロフィール
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大学からゴルフを始め、ベストスコア68。
ゴルフの魅力に取りつかれ、アマチュアゴルファー日本一を目指し中。現在子育て中でなかなかゴルフが出来ないママさんゴルファー。
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