スコアを決めるのはアプローチ。おすすめの練習方法も紹介

アプローチは得意ですか?

もしアプローチが苦手ならアプローチのレベルを上げるだけでスコアアップするかもしれません。

ゴルフのスコアの60%は100ヤード以内のショットと言われています。

つまりアプローチパターが上手ければゴルフが上手いということができます。

プロゴルファーならパーオン率60%ほどですが、アマチュアはパーオン率は10%〜40%程度。

プロよりもアマチュアの方がアプローチをする機会が多い。

グリーンを外した時にピンに寄せることができればスコアはまとまるのです。

それではどのようにすればアプローチを寄せることができるのか?

今回はグリーン周りのアプローチの考え方やおすすめの練習方法をお伝えしていきます。

この記事を読めばアプローチが寄る様になるはずですよ。

アプローチの考え方

多くの人はアプローチのクラブはAWなど1本のクラブで決めていると思います。

実際多くのプロもアプローチはSW1本で全て行う人が多いです。

打点が安定している上級者ならこの方法で良いと思いますが打点が安定しない人にはおすすめできません。

打点が安定しない人がAWやSW1本に絞るとトップやダフをしてグリーンをオーバーしたり届かなかったり大きなミスになりやすい。

それではどうすれば良いのか?

打点が安定しないならミスになりにくい方法でアプローチをすれば良いのです。

具体的には転がせる場合はロフト角の立ったクラブで転がすのが正解。

例えばピンまで20ヤードのアプローチ。

SWでダフってボールから5ヤードしか飛ばなかったとします。

これが7番アイアンでアプローチをして同じようにダフった場合少なくとも10ヤードは飛んでいきます。

これはトップした時にも言えます。

ピンまで20ヤードのアプローチでSWでトップしたとします。

トップの度合いにもよりますが30ヤード飛んで行ったとします。

同じように7番アイアンでトップしても20ヤードから25ヤード程でおさまります。

なぜこのように同じようにミスしても結果に違いが出るのでしょうか?

それはロフト角の違いにより球の勢いが変わるため振り幅が変わってくるためです。

SWのようにロフト角が開いたクラブで20ヤード飛ばすにはクラブが腰から腰程度の振り幅になります。

これが7番アイアンのようなロフト角が立ったクラブでは膝から膝程度の振り幅になります。

ダフった場合インパクトでクラブのスピードが減速します。

その状態でインパクトするとロフト角の開いたクラブよりロフト角の立ったクラブの方が飛ぶのです。

トップした場合はリーディングエッジに当たるのでインパクトのスピードが関係してきます。

SWのようにロフト角が開いたクラブでは振り幅が大きくなるので、スピードが速くなりトップすると大きくオーバーします。

しかし7番アイアンのようなロフト角が立ったクラブでは振り幅が小さいのでスピードが遅くトップしても結果に大きな差が出ないのです。

こう聞くと全て7番アイアンでアプローチした方が良いように感じるかもしれません。

ですが実際はグリーンエッジまで距離があって転がすとバウンドの計算が出来ないことやバンカー越えなどでは選択できません。

転がせるときは転がし、それが出来ない場合に上げて止める選択をするのがアプローチの考え方のコツです。

ランニングアプローチのコツはパターと同じように振ること

7番アイアンのようなロフト角が立ったクラブでのランニングアプローチ。

おすすめの打ち方はパターの様に打つことです。

これの打ち方をパターチップと呼びます。

肩幅程度に足を開き、下半身は動かさずに上半身だけで振ります。

下半身を動かさないので打点が一定になるはずです。

バックスイングとダウンスイングのスピードを揃えて手首を入れずに打つのがポイント。

パターマットでパターの代わりに7番アイアンのようなロフト角が立ったクラブで練習してみましょう。

まとめ

グリーン周りのアプローチでは転がして寄せるのがおすすめです。

転がして寄せるランニングアプローチなら大きなミスになりにくく打点が安定しない人におすすめです。

まずは自宅のパターマットでパターのように打つことから始めてみましょう。

慣れてくれば今迄よりアプローチのミスが減ると思いますよ。

持久系プロテイン

ビーレジェンドプロテイン「スポーツ&ウェルネス」の 詳細はこちら

投稿者プロフィール

ズッキー
ズッキー
30代ティーチングプロ
ゴルフ歴は30数年、プロゴルファーである父の元、幼少よりゴルフを始める。研修生時代はプロキャディやミニツアーの経験あり。日々自己研鑽をしながら現役でレッスン活動をしています。