「永久シード権」の基準と有資格者

ハイエストゴルフの大津です。

ゴルフツアーにはプロしか出場できない大会と、
アマチュアも出場できる大会があります。

「○○オープン」という名前の大会などは
アマチュアも参加できます

プロしか参加できない大会でも、
すべてのプロが参加できるわけではありません。

有資格者から順に割り振られていきます。

国内男子ツアーの場合、有資格者とは、

(1)ツアートーナメント賞金ランキング第1位者(5年)

(2)日本ゴルフツアー選手権、日本オープンゴルフ選手権
又は日本プロゴルフ選手権の優勝者(いずれも5年)

(3)ゴルフ日本シリーズの優勝者(3年)

(4)ツアー各トーナメントの優勝者(その年と翌年から2年間)

(5) 前年度ツアートーナメント賞金ランキング上位65名までの者

というように優先順位があります。

ほかにもいくつか出場できる資格があります。
それ以外の選手はプロテストに合格した選手であっても、
すぐにツアーに出られるわけではありません。

資格のない選手は、「クォリファイングトーナメント(QT)」と
呼ばれる予選会に参加しなければなりません。

ここで、ファイナルクォリファイングトーナメント最終順位で
上位に入ると、翌年のツアーに参加できる権利が得られます
(順位によっては、すべての試合に出られるわけではありません)。

2020年度のQTにエントリーした選手は686人だったそうです。
かなり狭き門ですね。

ちなみにシード権には「永久シード権」と呼ばれるものがあります。

国内男子ツアーの場合、1973年のツアー制施行後に
25勝した選手で、翌週から永久シード権が与えられます。

これまで、国内男子ツアーで永久シード権を持っているのは、
青木功、尾崎将司、中嶋常幸、倉本昌弘、尾崎直道、片山晋呉の
6人の選手です。

国内女子ツアーは
通算30勝した選手が永久シード権を獲得します。

これまで、不動裕理、森口祐子、岡本綾子、ト阿玉、
大迫たつ子、樋口久子の6選手が永久シードとなっています。

不動選手はなんと27歳で永久シード権を得ています。
もちろん史上最年少です。すごいですね。

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