読者のみなさんこんにちは!
ブログの中で、何度かゴルフは確率のマネジメントであると言う事をお伝えしてきましたよね。
今回は、スコアマネジメントに詳細なデータは何処まで必要なのかについてご説明します。
ゴルフはデータの活用が遅れている
ゴルフはプロスポーツの中ではデータの活用が遅れていると指摘される事があるのはご存知でしょうか?
データサイエンス先進国のアメリカでは、最近PGAツアープロがデータアナリストを帯同させるケースが増えているようです。
例えば、良くアマチュアは平均パット数などを持ち出しますが、PGAツアーではSGP(strokes gained putting )と言う指標を用いてますね。
ある距離からホールアウトする迄の平均パット数から対象者のパット数を引いた数字で、グリーン上で8フィートを1パットでホールアウトする確率などがわかります。
因みにこの距離の場合PGAツアー平均でも1パット確率は50%以下です。
つまり、この距離を1パットで入れると、0.5打以上稼いだとも言えますね。
PGAツアーはデータ活用が進んでいて、150ヤード程度からのショットの残距離や20ヤード〜30ヤードショットのリカバリー率等を出して公開しています。
これらのデータも先程のように、そのショッが客観的な稼いだ打数としてはじき出され、いずれショットデータは自動的に収集されるようになり、指導するコーチやプレーヤーに共有されるのではないかなと考えてます。
ちょっと怖いですね。
未来のゴルフテレビ中継
小難しい話になってしまいましたが、そう遠くない未来のゴルフテレビ中継で、解説者やアナウンサーが、経験や状況から(このショットは難しいです。)
とか話すのでは無く、(このショットは50%の確率で5フィート以上ショートします。)
と話すような根拠が生まれて、松山選手が150ヤードを5フィート以内に寄せて、0.5打稼ぎました。
とか『いやあのショット自体50%以上通常ショートしているから0.75打稼いでいる事になります。』
なんて感じの解説になるかもしれませんね。笑
ゴルフは確率のマネジメントで、成功確率の高いショットを選択すべきです。
それがデータとして裏付けられてくるのはDXが何処でも叫ばれる時代ではある意味必然になってくるのだとは思います。
しかし筆者はあまり難しく考え過ぎると、ゴルフ自体が面白くなくなってしまうかもしれないと考えている方です。
まとめ
我々アマチュアは自分の実力を過信してハザードの影響を甘く見てリスクの高いショットを選択してミスショットしているとは、あるコンペでシングルハンデのプレイヤーから言われた事があり、筆者も肝に命じてプレーしてはいます。
ただ、データに基づく確率の高い方法を選択するのは、プレイヤー自身がライや風、ピンポジション、起伏などを掛け合わせた直感も必要だと考えていて、データなどの統計と折り混ぜながら考える事でアマチュアは楽しみも増えると感じています。
ゴルフ、きっとデータだけでは面白みがなくなってしまうように思いませんか?
みなさんは如何でしょうか。
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投稿者プロフィール
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アマチュアゴルフ歴 30年 ベストスコア 72
ゴルフプレーと共に、昔プレーしていたラグビーの観戦をこよなく愛する 普通のサラリーマン。
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