松山選手が歴史的な快挙を達成して間もなく1年。
またゴルフプレイヤーの憧れで夢でもあるマスターズの季節が近づきてきました。
もう一年たったかという感じですが、今回もまた優勝争いに絡んで、是非上位でプレーして欲しいものです。
そのマスターズトーナメントですが、今でもアマチュアプレイヤーにウェルカムの大会であり、全てのアマチュアプレイヤーは、オーガスタナショナルの中に存在するクラブハウスで大会期間中寝泊まりすることが可能です。
過去にもアマチュアとして参加した名プライヤーは多く、ジャック=ニクラウスやタイガー=ウッズなども参加し、ローアマチュアのタイトルを奪取しています。
そうですね。
松山選手もアマチュア時代に出場しローアマチュアタイトルを取っています。
2011年ですから、ちょうど東日本大震災直後でした。
松山選手の大学が東北にあったこともあり、往時は出場すること自体に様々な葛藤があったようですが、優勝することで勇気をもらえたものです。
ローアマでプロでも優勝したプレイヤー
過去にマスターズトーナメントにおいて、ローアマチュアタイトルを取り、プロに転向してマスターズで優勝した人は、松山選手を含めて7人しかいません。
戦後のケリー=ミドルコフが最初で、その後ジャック=ニクラウス、ベン=クレンショー、タイガー=ウッズ、フィル=ミケルソン、セルジオ=ガルシアと松山選手となっています。
錚々たるメンバーに松山選手が居ることが分かりますよね。
松山選手以外の6名の中で、マスターズで複数回優勝した選手は4名(ニクラウス・クレンショー・ウッズ・ミケルソン)ですので、実はローアマを取ったプレイヤーはかなりの確率で複数回以上優勝しているのです。
前年のチャンピオンですので、当然メディアの注目も高く、昨年と同じような初日の雰囲気にはならないでしょう。
また、昨年はコロナ禍でのプレーでしたので日本からのメディアは殆どいませんでした。
そういう意味では外野の喧騒は皆無の中でプレーできたということはあると思います。
今回は、海外メディアの注目度も上がり、昨年と比較すると日本のメディアもいることが想像でき、別のプレッシャーはかかるのかもしれませんがやはり期待してしまいます。
心地の良いトーナメントの時間管理
さて、このマスターズトーナメントですが、出場人数が他のメジャーは140~50人なのに対して、マスターズは70~80人くらいです。
予選のカットラインも45位タイということで、非常に少ない人数で行っています。
概ね、予選ラウンドは11分間隔3サムでイン・アウト同時スタート。
決勝ラウンドは10分間隔で2サムが最近の傾向です。
パトロン(ギャラリー)から見ると、10分間隔の2サムは非常に心地よい時間だと、いつも感心します。
この間隔で45名程度の決勝ラウンドは1組目が10時スタート、最終組は14時半頃スタートになります。
1組目から最終組まで4時間半くらい。仮にどこかのホールでずっと見ているとしてもそれほど苦にはならない長さです。
長年の大会運営の中で示されている最高の運営時間管理なのでしょう。
ただ、最終日、優勝争いを最終組がすると、最終ホールは概ね現地時間19時前後ですが、日本時間は月曜日の朝8時ですね。
そう、いつも出勤時間と重なって最後が見れなかったという読者の方多くないですか?笑
マスターズ出場資格
このマスターズゴルフの出場資格は、世界ランキング50位以内に加えて、直近のメジャー大会の上位の選手、全米アマや全英アマなど権威のあるアマチュア大会の優勝者くらいしか出場できません。
日本の賞金王でも、出場資格がもらえるかどうかわからないそうです。
日本の賞金王は、ほぼ最近出場できていると思いますが、それでもマスターズ委員会からの招待状が自宅に届くと感動すると言います。(この招待状は出場選手全員に送付されているそうです)
やはり、マスターズは、出場しただけでも凄い大会で価値がありますよね。
また、マスターズの出場資格として、過去の優勝者は永久に出場資格があります。
成績は残していなくても、マスターズの優勝は名誉なことなので、何歳になっても出場が許されるのです。
そんなことからも、松山選手のマスターズの優勝の凄さがわかるのではないでしょうか?
ただ、永久といってもさすがに80を切る力がなくなって、予選通過の可能性がゼロになったら、
暗黙の了解で出場辞退するようですが。
旧知のパトロンからすると往年の名プレイヤーがトーナメントで戦う姿を長く見ることができるのもマスターズ観戦の醍醐味であるようです。
まとめ
オーガスタナショナルでは、パッティングの成否が勝負を分けるとよく言われます。
多くのハザードのプレッシャーの中で、アイアンショットやフェアウェイウッドが成功すればイーグルやバーディーチャンスにつけられ、ミスするとたちまちボギー以下の罰がある塩梅ですよね。
我々などではイチかバチかのショットでも、このトーナメントではその距離・その場所からより正確性が求められるショットが毎ホール連続するイメージです。
アイアンショットの正確性やスピンコントロールなどで世界屈指のショットメーカーである松山選手だからこそオーガスタで輝けるのだと思います。
さあ、また寝不足の期間に突入ですが、一生懸命応援したいと思います!
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投稿者プロフィール
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アマチュアゴルフ歴 30年 ベストスコア 72
ゴルフプレーと共に、昔プレーしていたラグビーの観戦をこよなく愛する 普通のサラリーマン。
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