ゴルフのスコアに関する用語として、パーやボギーはおなじみですね。
また、アマチュアゴルファーにとって狙っていきたいのがバーディです。
バーディはアマチュアゴルファーでも達成可能です。
さらに、達成することが難しいものとしてイーグルやホールインワンなどがあります。
そして、その上を行く難易度の高さと言われているものがアルバトロスです。
今回は、プロゴルファーでも滅多に達成することができないと言われるアルバトロスについて解説いたします。
アルバトロスとは
既定の打数でホールアウトすることをパーと呼びます。
例えば、パー4のホールを4打でカップインした時がパーです。
そして既定の打数より1打少なくホールアウトすることをバーディと呼びます。
2打少ない場合はイーグルといいます。
そして、さらに3打少なくホールアウトした場合がアルバトロスとなります。
アルバトロスはダブルイーグルと呼ばれることもあります。
普通はパー5のホールで2打目をカップインしたときが該当します。
もちろんパー4のホールで1打目がカップインした場合もアルバトロスです。
ちなみにホールインワンはパー3で1打目がカップインすることですから、
2打少なくホールアウトしたことになりイーグルに該当します。
アルバトロスの由来、鳥の名前
バーディ(birdie)とは英語で「小鳥」という意味になります。
これは1903年にA・H・スミスというゴルファーが1打少なくホールを終えた時「flew like a bird (鳥のように飛んだショット)」と叫んだのが始まりだと言われ、マイナス1打でホールアウトすることをバーディと呼ぶようになりました。
そしてイーグル(eagle)は、「鷲」という意味です。アメリカ人にとってイーグルは、国章にも使われている特別な鳥です。
バーディより大きな強い鳥ということで、使われるようになったそうです。
アルバトロスAlbatrossは、和名では「アホウドリ」になります。
鷲よりもさらに大きな鳥のために選ばれました。
全長約80~100センチメートル。
翼開張約190~240センチメートル。
体重約3~5キログラム。
飛行できる現存の鳥類の中では最大級の鳥です。
夏季にはベーリング海やアラスカ湾、アリューシャン列島周辺で暮らし、冬季になると繁殖のために日本近海への渡りをおこない南下します。
アルバトロスAlbatrossは、もともとは“Albus”というラテン語がベースになった言葉です。
“Albus”は「白い」という意味です。そこから“Albatross”は白い尾がある鳥という意味になります。
その当時は、かなり大雑把に大型の海鳥の総称として使用されていた名称です。
一方、日本語では「アホウドリ」呼ばれます。
この和名は、人間が接近しても地表での動きが緩怠で、捕獲が容易だったことに由来するそうです。
文字通りの「アホウ」な鳥という意味なので、あまりカッコいい名前ではありません。
しかし「アホウ」な鳥という意味合いは日本語だけのもので、英語圏では「アホウ」な鳥というニュアンスのイメージはないそうです。
アルバトロスの難しさ
アルバトロスが出る確率は、100万回〜200万回程度に1回だと言われています。
プロのツアーでも年に数回程度しかでません。
もう宝くじ並みの確立です。
これはホールインワンに比べてもかなり低い確率だといわれています。
プロの世界でもこの低確率ですから、アマチュアの世界では滅多に見ることのできないものです。
まとめ
ゴルフのスコアについては、鳥の名前に由来するアルバトロス、そしてイーグル、バーディと気の利いた名称がつけられています。
アマチュアゴルファーでは相当な強運がなければ達成できないアルバトロスですが、真面目にゴルフに取り組んでいけば、いつか達成できるかもしれませんね。
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投稿者プロフィール
- ゴルフ歴20年のおやじゴルファーです。ゴルフの道を究めるべく、日々ゴルフの研究に励んでいます。アマチュアゴルファーの視点から、わかりやすくタメになる記事をお届けしたいと思います。
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