ゴルフコースは、
- フェアウェイ
- ラフ
- バンカー
- グリーン
など、いろいろな部分で構成されています。
美しく刈り揃えられたフェアウェイだけでなく、いろいろなシチュエーションがあることで、ゴルフは面白くなります。
今回は、ゴルフコースの難易度や戦略性に大きな影響があるラフについて解説します。
「ラフ」とは?
ラフとは、ゴルフコースにおいて
- フェアウェイ
- グリーン
- バンカー
- 池
などの、ペナルティエリア以外の部分のことを言います。
ラフは、伸びた芝が生えているのが一般的ですが、芝以外の様々な植物が混在していることもあります。
きれいに刈り揃えられたフェアウェイとは違って、ラフではショットの難易度が上がり、時には脱出困難になるエリアです。
やっかいなエリアですが、ラフが戦略的に配置されることで、ゴルフを面白くする役割を果たしてくれています。
アマチュアが通常プレーするコースでは、ラフでもある程度芝を短くして難しくなり過ぎないようにしていますが、プロのトーナメントではラフの芝を長く伸ばすことで難易度を大きく上げています。
トーナメント使用のラフに入ると、普通のアマチュアゴルファーでは脱出することすら簡単ではなくなります。
ラフに入ってしまった場合は、ショットの難易度が上がります。
まずは、ラフに入れないようにコースマネジメントをすることが大切です。
「ラフ」に入った時の注意点
ラフにボールが入ってしまった場合は、ゴルフの基本原則通り、そのまま打たなければなりません。
「あるがままに打つ」ということです。
深い雑草の中にボールが入ってしまったとしても、ボールを拾い上げることはできません。
また、ラフに入ってしまうとボールが見つからないことがあります。
緑の深い芝のラフの中にもぐったボールはなかなか見つけられませんし、秋の落ち葉の中に入ってしまってもボールを探すのは難しくなります。
2019年からの新ルールでは、ボールを探す時間が3分に短縮されました。
ボールを探すのが難しそうなラフに打球が飛んで行った場合は、ロストボールの可能性を考えて暫定球を打つようにしましょう。
「ラフ」からの打ち方
ラフでは、ボールとクラブヘッドの間に芝が挟まって正しくインパクトできないことにより、思うようにボールが飛ばなくなります。
ボールに当たる直前に、芝の抵抗に負けてクラブフェースが開いてしまうと、思ったよりも右に飛び出してしまいます。
また、芝にクラブネック絡まってフェースが返ってしまうと、左に飛んでしまうこともあります。
左右どちらのミスも発生するのです。
また、芝の抵抗によりヘッドスピードが減速して、思ったような距離が出ないこともあります。
また、ボールとクラブフェースの間に芝が挟まることによってボールの回転が少なくなり、飛び過ぎてしまう「フライヤー」という現象が起こることもあります。
ラフからの基本的な打ち方の注意としては、以下の2点です。
- クラブを短く持つ
- フェースを開き気味に打つ
しっかりインパクトをするためには、クラブを短めに持つことが必要です。
しっかり持ってスイングした場合に多く出るミスは、フェースが返ってしまうことによる左への引っ掛けです。
これを防ぐために、フェースを開き気味に構えましょう。
また、深いラフでは、まずは脱出優先です。
無理をせず、PWピッチングか9番アイアンくらいで確実に脱出しましょう。
まとめ
ゴルフを難しくするラフですが、その対策を考えることでゴルフが楽しくもなります。
ラフに入ってしまったら、まずはボールの埋まり具合など、ラフの状態をよく観察しましょう。
また、その付近で素振りをして、実際の芝の抵抗感などを確かめることも忘れないでくださいね。
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投稿者プロフィール
- ゴルフ歴20年のおやじゴルファーです。ゴルフの道を究めるべく、日々ゴルフの研究に励んでいます。アマチュアゴルファーの視点から、わかりやすくタメになる記事をお届けしたいと思います。
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