ゴルフをするのに、皆さんはどのくらいルールを把握していますか?
ゴルフにはたくさんのルールがあり、毎年のように変更されるルールがあります。
そういったルールをしっかり把握していないと、せっかくのプレーが楽しくなくなってしまいます。
また、ゴルフをする際に審判はいないため、自分自身が審判になります。
そのため、ルールをしっかり把握していると自分のプレーを助けてくれることになります。
今回はゴルフルールの基本中の基本、OBについてご紹介します。
OBとは
ゴルフをプレーする人であれば、OBを知らない人はいませんよね。
ゴルフ初心者の人でも知っていますし、OBは天敵と言っても過言ではないのではないでしょうか。
ただOBと言っていますが、正式名称を知っていますか?
OBは「アウトオブバウンズ」の頭文字で、ホールのプレー可能な境界線から出てしまう事を言います。
簡単いうとプレーを出来る区域外の事を言います。
多くのゴルフ場ではOBを白杭や白線で示されており、刺されている白杭はショットを打つのに邪魔だとしても、動かすことが出来ません。
因みに白杭を動かしてしまった場合は、2打罰のペナルティーが科せられることになります。
赤杭など示されるウォーターハザードの杭は抜いてもペナルティーにならないので、OBの場合は気を付けてくださいね。
また、どのラインからOBになるのかしっかり把握できていますか?
白杭の場合、ボールがある場所の近くのOB杭を結び、OB側の線に触れていなければOBとはなりません。
そのため、ゴルフボールがコース側だけに触れているだけだとギリギリOBとはならないのです。
そして、白線の場合も同じで、OB側のラインに触れていなければOBとはならないのでしっかりと覚えておきましょう。
このルールを知っていると、OBに飛んで行ったしまったボールがセーフだったなんて事もあるかもしれません。
ティーショットでOBを打ってしまった場合
OBはホールのどの場所からでも出てしまう可能性がありますよね。
OBを打ってしまった時の処置方法は基本的には、OBを打ってしまった地点から打ち直しになります。
そのため、ティーショットでOBを打ってしまった場合は、もう一度ティーアップして打ちなおすことになります。
そして打ちなおした時の打数は3打目となるので、もしOBを打ってしまった時は実際にゴルフボールを打った数にプラス1打という事を覚えておいてください。
新ルールとセカンドショット以降でOBを打ってしまった場合
2019年の大幅なゴルフルールの改定により、セカンド地点以降でOBを打ってしまった時の処置方法は大きく変わりました。
過去のルール通り、OBを打ってしまった地点からの打ちなおしは現行のルールでも適用されています。
ただ、新しく追加されたルールでは、ゴルフボールがOBの線を横切ったとされる地点から2クラブレングス以内にドロップしてプレーを続けることが出来ます。
OBを打ってしまい、何回も打ち直しをしてしまうとプレーの時間がかかってしまうため、ローカルルールとして適用される場合があります。
プロゴルファーの試合や、クラブコンペ、JGAなどが主催する競技などでは適用されないので、プライベートの時に、プレー時間短縮をするために使ってくださいね。
新しく追加されたルールを採用する場合は、前進2打罰となるのでショットした数に2を足してからプレーします。
まとめ
今回はゴルフのルール、OBについてご紹介しました。
OBを打ってしまったら焦らず、落ち着いてプレーをしてくださいね。
また、「暫定球を打ちます」という事も忘れないようにしてくださいね。
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投稿者プロフィール
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大学からゴルフを始め、ベストスコア68。
ゴルフの魅力に取りつかれ、アマチュアゴルファー日本一を目指し中。現在子育て中でなかなかゴルフが出来ないママさんゴルファー。
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