ゴルフ初心者にはパターマットでも練習可能な転がすアプローチがおすすめ

アプローチでグリーンを狙うゴルファー

アプローチが良ければスコアが良くなるのにコースに出るとグリーンを行ったり来たり。
コースに慣れていない人のあるあるです。
ゴルフの技術が上がればグリーンを行ったり来たりするようなアプローチは減ってきますが今すぐにでも何とかしたい。こう思うのは誰でも同じです。
初心者の内は打点が安定せずミスが多発します。
ザックリしたりトップしたり。ショットでも同様のミスが起こりますがアプローチでトップするとすぐにグリーンを超えてしまします。そんな打点の安定しない初心者におすすめなのがランニングアプローチ。通称転がし。
今回は初心者にランニングアプローチがおすすめの理由をお伝えします。
知っていればすぐにでも使えるのでグリーンを行ったり来たりする人必見です。

初心者にランニングアプローチを勧める理由

私は初心者にランニングアプローチをおすすめしています。
その理由はミスがミスになりにくいからです。アプローチをする時に初心者に多いのがダフったりトップしたりすることです。
これは初心者だけとは言えませんが打点の安定しない初心者はダフったりトップしたりするのは仕方がありません。それに加え、どれくらい振れば良いのか分からない人が多いと思います。
そこでおすすめするの7番アイアンを使ったランニングアプローチです。
使う場面はグリーン周り限定です。なぜ7番アイアンなのかと言うと普段1番練習していてショットでも使うからです。
これがもし6番アイアンを1番練習していてコースで6番アイアンばかり打っているのであれば6番アイアンでOKです。
グリーンを行ったり来たりするのは距離感が合っていないこともありますが、それ以上にトップしているからです。
トップして飛んでいく飛距離は振り幅と比例します。振り幅が大きければ大きいほど遠くに飛んでいくのです。
アプローチウェッジと7番アイアンで20ヤード打つ時を比べるとロフト角の関係で7番アイアンの方が振り幅が小さくなります。
ナイスショットすればどちらも20ヤードですがトップした時はアプローチウェッジでは30ヤード飛んでいき7番アイアンでは25ヤード飛んでいく感じです。
ミスした時のことを考えるとアプローチウェッジに比べて7番アイアンを使ったランニングアプローチの方が初心者向きと言えます。

ランニングアプローチの打ち方

ランニングアプローチの打ち方は2つあります。
チップショットとパターチップです。
チップショットはスタンスを狭くしてボールを中央より右に置きます。
体重を左足にかけて手を使わずに体の回転で打ちます。
パターチップはパターと同じ打ち方でクラブだけアイアンにします。
当然クラブが長くなるので短く握ります。
どちらの打ち方でも自分のやりやすい方で構いません。
チップショットの方がパターチップに比べボールを右にした分ロフトが立って球が強くなります。
7番アイアンを使ったランニングアプローチは最初から転がっていくので目の前に障害物がある時は使えません
障害物や深いラフなどがない時限定で使えると思っておきましょう。
障害物がある時は今まで通りアプローチウェッジで障害物を超えるようにして下さい。

まとめ

今回は初心者におすすめのランニングアプローチを紹介しました。
7番アイアンを使ったランニングアプローチはトップした時やダフった時でもそれなりの所に転がって行ってくれます。
グリーンまで障害物がない時は積極的に使っていきましょう
余談ですが冬の凍った地面では上げるより最初から転がした方がアプローチウェッジで上げて寄せるより転がりの計算が立ちやすいですよ。

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投稿者プロフィール

ズッキー
ズッキー
30代ティーチングプロ
ゴルフ歴は30数年、プロゴルファーである父の元、幼少よりゴルフを始める。研修生時代はプロキャディやミニツアーの経験あり。日々自己研鑽をしながら現役でレッスン活動をしています。