ゴルフのマナーにはいろいろありますが、特に初心者に注意してもらいたいのが、スロープレーです。
ショットを成功させたい一心で集中することは必要ですが、初心者のうちは、ついつい時間をかけすぎてしまうものです。
スロープレーは、想像以上に同伴者や後続プレーヤーに大きなストレスを与えてしまうものなので注意が必要です。
ゴルフのラウンドは速やかなペースでプレーしなければならない
ラウンドするにあたっては、自分のプレーのペースが、同伴者や後続の組のプレー時間にも影響を及ぼすことを意識しなければなりません。
他者に迷惑をかけないためにも、ゴルフのラウンドはスロープレーにならないよう速やかなペースでプレーしなければならないのです。
スロープレーについては、プロのトーナメントでも厳しくチェックされることがあり、遅い組には注意がなされ、実際に罰打が課せられることもあります。
1打の差で賞金額も大きく変わるプロの世界では、できるだけ1打にじっくり時間をかけたいこともありますが、不当不要に時間をかけることは禁止されているのです。
特にアマチュアのエンジョイゴルフであれば、まわりの人も楽しめる配慮として、できるだけ速やかにプレーを進めるべきでしょう。
スロープレーにならないために
プレーのペースを守るため、ゴルフの規則でもストロークができるようになった状態から40秒以内にストロークをすることが推奨されています。
何度もアドレスをやり直したり、素振りを何回もしているとすぐに40秒は超えてしまいまから、自分のショットの順番が来たら、方向確認や素振りも含めて40秒以内にストロークを開始するようにしてください。
パットやアプローチの歩測も自分のストロークの順番になってからは40秒以内にする必要があります。
また、ショットする場所への移動や、ホール間の移動はなるべく速やかに行い、前もって次のストロークの準備をして、自分の順番になればすぐにプレーできるように心がけましょう。
やむを得ない場合は後続にパスさせる
急ぎたい気持ちはあるものの初心者の時には、ミスも多く、プレーがスムーズにいかない場合もあるものです。
明らかにペースの早い組が後ろにいる場合で、ホール間で程よいタイミングがあれば、後続組を先に行かせることも検討しましょう。
その場合は、ペースが遅いことを謝罪して、もしよろしかったら、ということで礼儀正しくお伺いしてからパスしてもらってください。
ラウンド時間の目安
ゴルフ場の難易度やカートの有り無しによっても多少変わってきますが、9ホール回る目安時間は2時間15分以内としているゴルフ場が多いです。
各ホールで、前に何組も待ちがあって、ティーショットが打てるまで30分待ったホールがあった、ということもあり、このような場合は2時間15分ではとても回れませんし、特にプレーが遅いわけでもないのに9ホール3時間かかった、ということもあります。
ホール間での待ちがほとんどない場合の目安がハーフ9ホールで2時間15分と理解ください。
もう一つの目安としては前の組との間隔で、1ホール以上空いたら、プレーのペースを上げるべきです。
次のホールのティーショットに向かったら、前の組がすでにそのホールのグリーンも終わっていたら、プレーのペースを上げましょう。
まとめ
初心者のうちはある程度プレーに時間がかかってしまうことは仕方ないので、その分早め早めの準備をして、スピーディーなプレーをするように心がけましょう。
もちろん、あわてて集中力を欠いたストロークになってしまうとミスを連発してしまいますので、あわてることなくスロープレーにならないように注意しなければなりません。
少し難しいことですが、それもゴルフですから、頑張って対応しましょう。
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投稿者プロフィール
- ゴルフ歴20年のおやじゴルファーです。ゴルフの道を究めるべく、日々ゴルフの研究に励んでいます。アマチュアゴルファーの視点から、わかりやすくタメになる記事をお届けしたいと思います。
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