初心者が苦戦するバンカーショットのコツとは？

ゴルフ初心者の難敵である、バンカー。

球を出すのに、何打もかかってしまうことも少なくありません。

「せっかくスコアが上がってきたのにバンカーで3打もかかってしまった」という経験ありませんか？

この記事では、初心者がつまずく「バンカーショット」のコツをご紹介します。

ぜひ最後まで読んでいただき、バンカーショットのコツを身につけてくださいね。

バンカーショットの打ち方

バンカーショットは、ゴルフで唯一「球を打たないショット」になります。

バンカーから球を出すためには、球の少し手前の「砂を打つ」ことで、砂を打った勢いで球を前に飛ばします。

一言でいうのであれば、「ダブらせる」ということです。

普段のショットでダブるのはミスショットですが、バンカーの場合はダブらせたらナイスショットです。

わざとダブらせて、砂を飛ばす勢いで球を前に飛ばすというのが、バンカーショットの基本的な打ち方となります。

バンカーショットのコツ

バンカーショットの打ち方については、前述のとおり「ダブらせる」ということですが、頭ではわかっていても実際にやるとなると意外と難しいものです。

ここでは、いくつかコツをご紹介します。

①球の少し手前を打つ

狙う場所は、球の少し手前（球1個分程度）の砂を「叩く」イメージで打ちます。

そうすることにより、砂が爆発（エクスプロージョンといいます）して、その勢いで球が前に飛びます。

飛距離は個人差もありますが、SWでフルスイングしてだいたい30ヤードくらいですので、思い切ってしっかり打ち込みましょう。

②フェースを開く

このフェースを開く理由は、バンカーショットはSWのバンス（クラブの下の出っ張りの部分）で砂を叩くからです。

このバンスがないと、クラブは地面に刺さってしまいます。

バンスを使って、しっかりと砂を叩くようにしましょう。

フェースの開き方は、構えてから開くのではなく、開いた状態でグリップを握るようにしましょう。

③オープンスタンスで立つ

バンカーショットのコツ3つ目は、オープンスタンスで立つということです。

これにより、クラブの軌道が自然とアウトサイドインになり、大ダブりの防止にもなります。

「ダブらせる」とはいいましたが、大ダブりすると砂だけが飛んでいってしまい、球がバンカーから出ないことがあります。

しっかりオープンスタンスで打つように心がけましょう。

「目玉」からの脱出

「目玉」とは、バンカー内で球が転がらず、高い球から直接バンカーに入ったり砂の質が柔らかかったりする理由で、砂に球がめり込んでいる状態をいいます。

この目玉は、上級者でも出すのが難しかったりします。

また、フルスイングしても、砂が邪魔をして距離は稼げません。

目玉になってしまった時は、とにかくバンカーからの脱出だけを考えてください。

めり込み方がそこまでひどくなかったら、前述のバンカーショットのコツでお伝えした打ち方でOKです。

しかし、ガッツリめり込んでいる場合は、スコアを落としてしまうことを覚悟してください。

普通のバンカーショットと打ち方は変わりませんが、打ち込む時の音のイメージは少し違います。

目玉の場合は、砂を打つときに「ドンッ」という音を出すイメージで強く打ち込みましょう。

距離はたいして出ませんので、普通のバンカーショット以上に強く打ち込むことを心がけてください。

まとめ

この記事では、初心者の難敵であるバンカーショットのコツについてご紹介しました。

せっかくスコアが上がってきたのに、バンカーで脱出できずに目標スコアの達成ができないこともたくさんあります。

しっかりコツを理解して、実践していきましょう。

最後にまとめておきます。

【バンカーショットのコツ】

• 球の手前の砂を打つ
• フェースを開いてバンスで砂を叩く
• オープンスタンスで大ダフりを回避
• 目玉は外に出すことだけを意識する

こんな感じです。

あなたが楽しいゴルフライフを送れることを願っています。