キックポイント(調子)を理解して正しいシャフトを選ぼう!!

あなたのシャフトは自分のスイングに合っていますか?

自分に合った正しいシャフトを使えば、飛距離もアップして、方向性も安定してくるといわれます。

でも世の中には、多くの種類のシャフトが発売されているので、

  • 何が自分に合うシャフトなのか
  • 何を基準に選べばいいのか

難しいですよね。

中でもシャフトのスペックとして、キックポイント(調子)について表記がありますが、これをどう判断すればいいのかわからない方は多いのではないでしょうか。

今回は、シャフトの調子に焦点を当てて解説します。

キックポイント(調子)とは?

まずは、キックポイントの意味を正しく理解しましょう。

キックポイントとは、シャフトの中の最も柔らかい部分を示し、次の4つに分類されます。

  1. 先調子;シャフトの先端が柔らかい
  2. 元調子;シャフトの手元が柔らかい
  3. 中調子;シャフトの真ん中が柔らかい
  4. ダブルキック:先端と手元の両方にしなるポイントがある

キックポントを確かめるためには、

  • 手元の硬さの違いを感じて、切り返しのしなり具合を確認。
  • インパクト時のシャフトのしなり具合を確認

といったことを意識して、そのシャフトのキックポイント(調子)判断することになります。

いろいろ試打して、自分のフィーリングに合うシャフトを選びましょう。

それぞれのシャフト特徴について説明していきます。

先調子のシャフト

先調子のシャフトは次のような特徴があります。

  • 高弾道
  • ドローが打ちやすい
  • ヘッドスピードが上がりやすい
  • スピン量が多い
  • 引っ掛けのミスがでやすい

先端が柔らかい先調子のシャフトは、ヘッドスピードは上がりやすく、飛距離は出やすい特徴があります。

ある程度の高く飛距離の出る球を打ちやすいので、初心者にはおすすめです。

ただし、力のある人が振ると、先端の過剰な挙動により引っ掛けのミスが出やすいので注意が必要です。

元調子のシャフト

元調子のシャフトの特徴は、次のようなものです。

  • 当たり負けしにくい分厚いインパクト
  • スピン量が少ない
  • 引っ掛けにくい
  • ヘッドスピードが出にくい

元調子は、分厚い感触のインパクトを得ることができ、安定した球が打てるのが特徴です。

また引っ掛けのミスも出にくいです。

しかし、ヘッドスピードを上がりにくいので、飛距離は先調子に劣ります。

安定性を求める中上級者におすすめです。

中調子のシャフト

中調子は、先調子と元調子の中間的な特徴を持つシャフトで、スウィングに癖のない方に合うと言われます。

シャフトの真ん中が柔らかく、その特徴も中間的なものになりますので、万人向けのシャフトと言えます。

メーカー標準の純正シャフトは、中調子であることが多いです。

ダブルキックのシャフト

先端と手元側の両方にしなりポイントのあるシャフトが、ダブルキックと呼ばれます。

特徴としては、中調子に近いものになります。

スイングに合えばタメをつくりやすく振りやすいシャフトですが、スイングと合わない場合はシャフトが暴れやすく安定性を欠くことになります。

まとめ

いかがでしたか?

ここまでシャフトの種類と特徴をお伝えしてきましたが、理屈だけでは決められません。

実際に打って確認してみることが、必要になります。

例えば、中調子にも先調子に近い中調子と、元調子に近い中調子があります。

また、メーカーのカタログでは、実際はどちらかというと先調子でも、売りやすい中調子と書く傾向があります。

正しいシャフトを選ぶためには、実際に打ってみて、微妙な違いを実感することが大切になります。

自分に合った理想のシャフトが見つかれば、未だかつてないドライバーショットが飛び出すかもしれませんね。

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投稿者プロフィール

風TARO
ゴルフ歴20年のおやじゴルファーです。ゴルフの道を究めるべく、日々ゴルフの研究に励んでいます。アマチュアゴルファーの視点から、わかりやすくタメになる記事をお届けしたいと思います。