ゴルフのラウンド中のメンタルについて

ゴルフはメンタルのスポーツといわれますが、ラウンド中の気持ちの持ち方次第で、スコアも大きく変わってくるものです。

今回は、ゴルフのラウンド中におすすめのメンタル面の考え方について解説します。

スコアアップのためのラウンド中のメンタル

スコアアップのためにもラウンド中に何を考えながらプレーするのかは重要です。

今回は、ラウンド中のメンタル面で気にしてほしいこととして、以下のことをご紹介します。

• 先のことを考えない
• ミスの原因を考えすぎない
• 自分のプレーを客観的にみる
• 成功体験を思い出す
• 目標に意識を持つ

それぞれ、どういうことなのか解説していきます。

先のことを考えない

次のショットを打ちやすい場所を狙う、といったコースマネジメントは必要ですが、あまり先のことを考えてプレーすることはよくありません。

例えば、序盤にOBを打ってしまい、これでベストスコア更新の可能性はなくなったとか、逆に調子がよく、まだ序盤なのにこのペースならベストスコア更新できそうだ、というようなことはなるべく考えない方がよいです。

ゴルフは目の前の1打に集中することが最も大切なので、先のことを考えながらプレーするのはマイナスになることの方が多いのです。

ミスの原因を考えすぎない

ミスショットしたときに、ヘッドアップしたからだな、という程度の原因を考えて次のショットで注意することは必要ですが、それ以上に、バックスイングの方向も違ってそうだし、切り返しのタイミングも違うかも、と様々な原因を考えすぎることはやめたほうがよいでしょう。

ラウンドの中にミスの原因を正しく特定することは難しい上に、原因が特定できたとしてもラウンド中に修正することは難しいからです。

ラウンド中はミスの原因はあまり考えすぎずに、その後の練習場でじっくり考えて修正しましょう。

自分のプレーを客観的にみる

ラウンド中にミスが続くと冷静さを失って、自分がどういうプレーをしているのかわからなくなることがあります。

そんなときは、自分のプレーを客観的にみることが必要です。

効果的な方法として、自分のプレーをテレビのゴルフ中継のように実況、解説しながらプレーすることをおすすめします。

「残り120ヤード、9番アイアンのショットです。おっとダフリましたね。すこしスイングリズムが悪かったか。もう少しリラックスしてプレーした方がいいですね。」

などと心の中で言いながらプレーすることで客観的で冷静なプレーができるので試してみてください。

成功体験を思い出す

ラウンド中、ショットの前には、人間どうしても失敗した時のことを思い出してしまうものです。

池越えのショットの前には、池ポチャしたときの記憶がよみがえって思い切ったスイングができなくなる経験をした方も多いのではないでしょうか。

そんな時は、失敗の記憶は打ち消して、成功したときの記憶を呼び覚ましてショットをすることで、ミスショットの確率は減るものです。

ゴルフはメンタルのスポーツであることを忘れずに、常に前向きな気持ちでプレーしましょう。

目標に意識を持つ

打つ方向に池やバンカーが目に入ってくると、どうしてもそこに入れてはいけないという意識が強くなり、そこに入れないようにショットするという思考になりがちです。

そうなると、池やバンカーがまるで目標のようになって、逆にそこに入ってしまう可能性が高まるのです。

自分が打つべき球の落とし場所に集中し、池やバンカーなどのハザードは意識から消して、その目標だけを考えてショットするようにしましょう。

アプローチでもピンを意識して打つのではなく、球の落とし場所を意識して打つことが上手く寄せるコツです。

やってはいけないことを意識することは一旦置いておいて、やるべきことに集中することが大切です。

まとめ

スコアアップのためにはラウンド中のメンタル面が重要です。

今回の記事を参考に、気持ちの持ち方を注意しながらラウンドしてみましょう。