どんなスポーツにも、プロと言われる人は存在しますよね。
団体競技である野球やサッカーなどは、プロチームに所属しプレーして、お金をもらっている人の事をプロと呼びます。
ゴルフも同じようにプロはいますが、どういった人をプロと言うか知っていますか?
一般的に、テレビに出ていてツアーで活躍している人であれば皆さん知っていますが、明確な基準はよくわからないですよね。
また、ツアーなどで活躍できる人はプロの中でもほんの一握りです。
今回は、ゴルフのプロとはどういうものなのかをご紹介します。
プロテストに合格した人は!
ゴルフでは、男子も女子もゴルフプロになるためにはプロテストを受けなければなりません。
- 男子であればPGAが主催しているプロテスト
- 女子であればLPGAが主催しているプロテスト
を受験して合格した人が、晴れてプロゴルファーになる事が出来ます。
- 男子は最終テストで50位Tまでの人
- 女子は最終テストで20位Tまでの人
が合格ラインで、数字的には女子の方が少ないですが、男子の方が受験人数は多いです。
そのため、男女ともにプロテストに合格する割合は数%で、狭き門と言えるでしょう。
稀に、プロテストを免除されてプロゴルファーになったツワモノがいます。
- 石川遼選手
- 松山英樹選手
- 宮里藍選手
など、アマチュアゴルファー時代にトーナメントに出場し、優勝するなど素晴らしい成績を収めた人がプロテストを免除されています。
名前だけ見ても、納得できますよね。
ツアーに出場するためには!
プロテストに合格したからといって、ツアーに出場できるわけではありません。
プロテストはあくまで自動車などの免許と一緒で、ゴルフのプロという免許です。
試合に出場したいのであれば、男女ともにQTと呼ばれるクオリファイトーナメントに出場し、試合の出場権を獲得しなければなりません。
QTはトーナメントといえども、賞金はでない過酷な試合となっています。
男子は、アマチュアゴルファーでもQTに出場して勝ち上がっていくと、ツアーに出て賞金を獲得することが出来ます。
しかし、女子は2020年にルール変更され、プロテストに合格した者のみしかQTの受験資格がなくなってしまいました。
プロテストに合格していない人は!
女子の場合、QTの受験資格が変わってしまったため、苦労しているゴルファーがたくさんいます。
2019年までは、QTで勝ち進んでツアーに出て賞金を得ていたプレーヤーも、プロテストに合格できていなければツアーに出場する事が出来ません。
ゴルフのアマチュアであるためには、ゴルフにおいていかなることでもお金を受け取ってはいけないため、アマチュアに戻る事もできません。
最近ではそんな彼女たちのために、様々な企業が主催の小さいツアーを行っています。
可愛いゴルファーもたくさんいるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ティーチングプロとは!
ゴルフは、男女ともにティーチングプロになるための試験があります。
ただ、ゴルフを教えるのに免許がいるわけではないため、中にはティーチングプロの免許を持っていないコーチもたくさんいます。
先ほど紹介したように、プロテストをまだしていない研修生と呼ばれるゴルファーたちもティーチングをしています。
ティーチングの免許を持っている人は、テストに合格してゴルフの知識を勉強しているため、しっかりと教えてくれます。
また、ティーチングの免許を持っていない人でもコーチングの技術にたけている人もいるので、皆さんと相性のいいコーチに出会えると良いですね。
まとめ
今回は、プロゴルファーとはどういうものなのかをご紹介しました。
一概にプロと言っても、中にはプロテストにまだ合格していない人もいます。
ただ、そういった人たちが将来活躍するかもしれないので、今のうちにチェックしておくのもいいかもしれませんね。
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投稿者プロフィール
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大学からゴルフを始め、ベストスコア68。
ゴルフの魅力に取りつかれ、アマチュアゴルファー日本一を目指し中。現在子育て中でなかなかゴルフが出来ないママさんゴルファー。
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