ゴルフは、100ヤード以内が65%を占めると言われています。
つまり、100ヤード以内が上達すればスコアアップが望める訳です。
100ヤード以内のショットは、ウェッジでのコントロールショットとパターが大半です。
今回は、ウェッジに絞って上手い人と下手な人の違いを説明していきます。
目次
ウェッジとは何か?素朴な疑問を解説
ウェッジとは、アイアンの中で英語で表記されているP、A、Sの事を言います。
呼び方はそれぞれ、
- ピッチングウェッジ
- アプローチウェッジ
- サンドウェッジ
です。
よく、サンドウェッジはバンカー専用と思っている人もいますが、そんな事はありません。
プロは、サンドウェッジでアプローチする人が多いのです。
最近は、このほかにも数字で表記されている場合もあります。
セット以外でウェッジを買う場合、52°や58°などと表記されている場合が殆どです。
これは、クラブのロフト角の事です。
アイアンセットのPは46°前後、Aは50°前後、Sは56°前後になっています。
アイアンは、フルショットだけ練習してもたいして問題ありませんが、ウェッジはフルスイングだけでは対応しきれません。
残りの距離によって、ふり幅を変えてコントロールする必要があるのです。
下手な人のアプローチの特徴
アプローチが下手な人には、ある程度特徴があります。
あなたがこの特徴に当てはまっていないか確認してください。
- 距離感をインパクトの力加減で調節している
- フェースを閉じてスイングしている
- ボールを上げようとすくい上げている
細かく言うともっとありますが、大きく分けてこの3つです。
1つずつ説明していきます。
距離感をインパクトの力加減で調節している
アプローチで距離が合わない多くの人は、距離感をインパクトの力加減で調節しています。
距離を出そうとするときは強くインパクトして、近くなるほど力を緩めてインパクトします。
このような人は、バックスイングに比べてフォロースルーが極端に小さくなる傾向があります。
フェースを閉じてスイングしている
バックスイングでフェースを閉じて上げる人も、アプローチが苦手となる傾向があります。
バックスイングでフェースを閉じてそのまま振り下ろすと、ボールは左に飛んでいきます。
それが嫌で、スイング軌道をインサイドアウトに振る人がいます。
これをすると、ボールに当たっても低く転がるようになります。
ちょっとでも手前をダフると、リーディングエッジから刺さるので、チャックリのミスになるのも特徴です。
ボールを上げようとすくい上げている
ボールを上げようと腕ですくい上げる動きをするのも、良くないパターンの一つです。
すくい上げる動作をすると、インパクトが最下点のみになり、当てる事が非常に難しくなります。
しかも当たった時のクラブの角度によって上がり方が変わるので、距離感を合わせにくくなります。
上手な人のアプローチ
それでは、アプローチが上手い人のウェッジの使い方を説明します。
基本的には、下手な人の逆となります。
上手い人は距離感を合わせるのに、インパクトの力加減やスピードで調節しません。
距離感は、ふり幅で調節するのです。
距離が長ければふり幅は大きくなりますし、短い距離を打つのであればスピードや力加減を変えずにふり幅で調節します。
アプローチが上手い人は、ソールを滑らせて使います。
ソールを滑らせるためには、軽くフェースを開いて打つのが効果的です。
そのため、アドレスの段階でフェースを開くプロも多いのです。
距離感を出すためには、腕ですくい上げてはいけません。
あくまでも、体の回転に腕が着いてくるイメージです。
このイメージができれば、インパクトで下からすくい上げる動作が無くなり、距離感が良くなります。
まとめ
今回は、ウェッジに絞って説明をしました。
どんなに上手いプロでも、毎回パーオンする訳ではありません。
大切なのは、パーオンしなかったとしてもそこからのリカバリーです。
アプローチが苦手な人は、今回の記事を何度も読み直してアプローチ巧者になりましょう。
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