ゴルフ人生で一度はプレーしてみたいコース

今回の記事をもって、私(カール)のブログは最後となります。
今までご愛読いただきましてありがとうございました。

はじめに

さて、最終回の今回は筆者が考える生涯で一度はプレーしてみたいゴルフコースの話です。
みなさんはいつかプレーしてみたいゴルフコースはありますでしょうか？
以前ご紹介した、アメリカ西海岸の名門パブリックコースのペブルビーチゴルフリンクス、マスターズ会場のオーガスタナショナル、第一回全英オープン開催地のスコットランドのプレストウィックゴルフコース、ゴルフの聖地セントアンドリュースオールドコース。
コースを挙げ出すときりがないですかね。
勿論日本国内にも憧れのコースは沢山あると思います。

知る人が少ないサイプレスポイントゴルフコース

さて、その中でも筆者が本当にできるなら一度プレーしてみたいコースが、【サイプレスポイントゴルフコース】です。
このコースは、クラブ会員で無ければプレー出来ないのは勿論ですが、その敷居の高さで度々話題になります。
なにせ、プレーをした人が少ない。
このゴルフクラブの会員は300人程度で、以前はAT&Tプロアマのトーナメントコースだったので、見たりプレーした人がいましたが、今は会員の反対でトーナメントコースではなくなりました。
その結果、コースを知っている人が極端に少なくなり、以前は世界一とも言われた評価が出来なくなり、世界のゴルフ○○選のようなところにも登場しなくなりました。
サイプレスポイントクラブ
6536ヤード　72
1928年　オープン
公式ホームページなし
プライベートコース
アリスターマッケンジー設計
場所はペブルビーチゴルフリンクスコースのすぐそば。
アメリカ西海岸で、サンフランシスコから車で3時間くらいの場所に位置しモントレー湾の17マイルドライブと言う風光明媚な道路脇にコースはあります。
全容は良くわからない謎めいたコース
筆者もペブルビーチゴルフリンクスでは数回プレーしており、行くたびにこのゴルフコースの横を通過し、現地のゴルフガイドさんから毎回のように当該コースのことについて話を聞いていますので、書いていく内容は現地のガイドさんの話が主だとお断りしておきます。
さて、【サイプレスポイントゴルフコース】の特徴として、以前は海に突き出た16番231ヤードのショートホールが世界で一番美しく、世界一のホールと称された事があるようです。
皆さんは、設計者であるアリスター＝マッケンジー博士のゴルフ設計の心情の一つに「アウト・インに最低４ホールはドライブ＆ピッチのホールを用意すべきだという事があることをご存じでしょうか？
つまり距離の無いミドルホールを想像してみてください。
最近ではワンオンも狙える戦略的ミドルホールの事でしょうか。
この典型的なホールが９番（２９１ヤード　パー４）と言われています。
ドライバーで狙いを外すとヒースのラフか砂地になるために、ミドルアイアンでティーショットする人が多いとか。
またリンクスであるのでウェッジなどのショットのボールの高さなどに精度や技術が求められ、まさにセカンドショットはウェッジのハーフスイングの技術力が必要になるということです。
アリスター＝マッケンジー博士の信条である　短いパー４こそ設計家の手腕が現れると言われたコースがそのまま再現されているわけです。プレーしてみたいですね。

有名人のビジタープレーを何度も断ったゴルフ場

かつて、誰もが知っているPGAツアーの有名人が練習ラウンドで訪れたそうですが、誰の紹介ですか？とフロントマンが断ったとか。
同じようにアメリカの政府高官やスポーツのスーパースターもお断りしてきました。
非常に会員意識が高く、全くもって秘密のベールに包まれたゴルフ場になりました。
そうですね。
会員でなければプレーできませんから、PGAのツアー選手でもプレーしたことがある選手が少ないのです。
ルークドナルド選手やアダムスコット選手は一生に一度プレーしたいコースとして、この【サイプレスポイントゴルフコース】を挙げています。
由緒正しく、昔からの規律を守り続けるこのコース。
実は車で走るとコースの一部が見えるのですが、クラブハウスに車はいつも数台しか停車してません。
会員数が300名程度と言われているので当たり前なのですが。
コース改修やクラブハウス改修も会員の方の折半で運営は成り立っているようですが、改修費にいちいち文句をつける人が居ない経済的にも恵まれた会員だけで成り立っているそうです。
まさに格式高く、敷居も高い憧れのコースになっています。
如何でしょうか？
叶うものなら、筆者は生涯に一度プレーしてみたい憧れのコースです。

◆関連記事◆
自然が作り出した世界最高ホール”ペブルビーチゴルフリンクス”

自然を堪能しながらラウンドを楽しめる”ぺブルビーチゴルフリンクス”