ライン出しショットの打ち方とメリット・デメリット

ライン出しショットの打ち方とメリット・デメリット

みなさんは、アイアンショットは得意ですか?

ゴルフは飛ばしのゲームではなく狙ったところに運ぶゲームです。

もちろん飛ばす事も重要ですが、それ以上に狙ったところに打てる事の方が重要です。

特にピンを狙うアイアンショット。

アイアンがピンに飛んでいくかどうかでスコアはかなり変わってきます。

方向性を良くしたいならおすすめのショットがライン出しショット。

プロがフィニッシュを振りぬかずに途中で止めて打っているのを見たことがあると思います。あれがまさにライン出しショットです。

今回はライン出しショットのメリットやデメリット、打ち方を紹介します。

この記事を読んでアイアンでピンを狙えるライン出しショットを覚えましょう。

ライン出しショットとは

ライン出しショットとは通常のフルスイングの7割程度に抑えたスイングで低く出てピンを狙うようなショットです。

通常ショートアイアンでコントロールする時に多く使うようなショットです。

ライン出しショットのメリット

ライン出しショットをおすすめするのには訳があります。

それはメリットが多いからです。

そのメリットを書いていきます。

  • 方向性が良い
  • コンパクトに振るのでミート率が良い
  • 低目の球になるので怪我しにくい

ライン出しショットではこのようなメリットがあります。

ひとつずつ説明していきます。

方向性が良い

ライン出しショットの一番のメリットは方向性です。

ライン出しショットはフェースローテーションを抑えてコントロールするので方向性が良くなるのが特徴です。

アプローチの延長のように振れるのでショートアイアンはほとんどライン出ししかしないプロも多くいます。

コンパクトに振るのでミート率が良い

ライン出しショットはフルスイングとは違いハーフやスリークォーターで振るのでミート率が良いのも特徴です。

これはアマチュアにとって大きなメリットです。

プロであればフルスイングでも同じようにミートしますが、アマチュアは相当練習をしている人でもない限り毎回同じように当てるのは至難の技です。

コンパクトに振るのでミート率が上がるライン出しショットはアマチュアに最適だと思います。

低目の球になるので怪我しにくい

ライン出しショットはハンドファーストで球を打つので球は低く打ち出されます。

低めに打ち出された球は高い球に比べ曲がりも少なく、風の影響も受けないので怪我しにくいのが特徴です。

ライン出しショットのデメリット

良い事ばかりのライン出しショットですが、デメリットもあります。

デメリットはフルショットに比べ飛距離が出ない事!

ですがフルショットもライン出しショットもしっかりミートするプロならば飛距離が飛ばなくなりますが、アマチュアの場合、ライン出しショットの方がミートするので飛距離が落ちることはあまりありません。

アマチュアにとってほとんどデメリットはないと言っても良いでしょう。

ライン出しショットの打ち方

それではライン出しショットの打ち方を説明します。

アドレスではスタンスをやや狭めてボール位置を通常よりボール1つもしくは2つ分右に置きます。

手元は左太もも内側の前。

体重は左に7割程かけます。

バックスイングをハーフスイングからスリークォーター程度に抑えフェースを返さずにインパクトします。

その後振り切らずにフェースを返さないようにしてハーフスイングで止めます。

これがライン出しショットの打ち方です。

アプローチの延長のイメージで打ちましょう。

まとめ

今回はライン出しショットのメリットやデメリット、打ち方をご紹介しました。

曲がりが少なくコントロールし易いのでアマチュアは是非取り入れるべきショットです。

飛距離が出にくいとはいえ、ミート率が上がるのでダフリやトップのミスにもなりにくいので積極的に使っていきましょう。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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投稿者プロフィール

ズッキー
ズッキー
30代ティーチングプロ
ゴルフ歴は30数年、プロゴルファーである父の元、幼少よりゴルフを始める。研修生時代はプロキャディやミニツアーの経験あり。日々自己研鑽をしながら現役でレッスン活動をしています。