今回はスイングや練習法ではなく、
風について書いていこうと思います。
風邪といえば、
苦手な人が多いとされるアゲインスト(向かい風)
ゴルフは自然の中で行われるスポーツなので
風はつきもの。
アゲインストによって、
ボールはどのような影響を受けるのか。
どのように対策すればよいかを知っておきましょう。
今回の目次
1.アゲインストとは?
2.風の読み方
3.アゲインストの影響
4.アゲインストに負けないアイアンの打ち方
5.アゲインストに負けないドライバーの打ち方
6.まとめ
アゲインストとは?
まず、「アゲインスト(アゲンスト)」という言葉についてですが、
向かい風のことを指す和製英語です。
海外では「Head Wind」や、
「into the grain」などで表現されます。
逆に追い風のことを「フォロー」、
海外では「Tailwind」「Downwind」
または「Wind with us」と表現されます。
ちなみに「横風」は、
「Crosswind」「Sidewind」になります。
風の読み方
風邪は目に見えるものではないので、
様々なものを利用して状況を判断していきます。
まずショットをするエリアに、
どのような風が吹いているかを調べる場合、
芝を一つまみ拝借して、
頭の高さ位からパラパラっと落としてみましょう。
芝が流れていく方向に
風が吹いているということになります。
風邪の読みはこれだけで終わってはいけません。
上空の風も確認しておく必要があります。
なぜなら、風はショットを打つ本人ではなく、
ボールに対して影響を与えるので、
ボールが飛んでいく先の状況を
知っておく必要があります。
ボールが高く上がったときの上空の風は、
高い木々がどちらになびいているかで確認しましょう。
次に、ピンを狙う状況にきたら、
ピンフラッグを観察します。
フラッグがどちらに動いているかで、
グリーン上の風の強さと方向かが分かります。
珠の落ち際は、ボールが失速しているためため、
風の影響を強く受けてしまうことも頭に入れておいてください。
アゲインストの影響
風への対応を考えるとき、
おさえておきたいことですが、
アゲインストによっては
サイドスピンが助長されます。
例えばサイドスピンの量が同じ球を打ち出した場合、
フォローでは曲がりが少なくなり、
アゲインストでは曲がりが大きくなります。
横に曲がる分、縦距離も短くなるので、
飛距離の計算が難しくなります。
アゲインストのほうが難しく感じるという、
大きな原因なのではないでしょうか。
アゲインストに負けないアイアンの打ち方
それでは、アゲインストが吹く中、
どのようにアイアンを打てばよいかということですが、
・スピン量を抑えること
・弾道の高さを抑えること
この2点が大切なポイントになってきます。
一番簡単な方法は、
番手を大きくしてヘッドスピードを抑えて打つことです。
パンチショットを打つという方法もあるのですが、
入射角を間違えればスピン量が増える可能性もあり、
トップすることも考えられるので、
ミスショットの確立を考えれば、
前者の方がイージーではないでしょうか。
また、どの程度番手を上げるかというのは、
風の強さやヘッドスピードなどによって変わるので、
経験を重ねることで精度が上がってくると思います。
ただ、距離だけで判断するのではなく、
コースが下りなのか上りなのか、
ターゲット付近のリスクを考えると、
手前がいいのか奥がいいのかなどの状況判断も重要になります。
アゲインストに負けないドライバーの打ち方
アイアンと同じになってきますが、
バックスピン量を増やさない(減らす)ことがポイントです。
アゲインストでは、
どうしても飛距離が落ちます。
その中で、飛距離ロスを抑えること
を考えなくてはなりません。
スピン量を抑えるほかには、ティーアップを低くして、
低いボールを打つという対策もあります。
その他に、
ドローボールを打つという方法もあります。
理由としてドローボールはバックスピン量が、
フェードに比べて少ないからです。
普段から、ドローとフェードを打ち分けていれば、
風邪を読んで対応していくことも可能かもしれません。
そうではない場合、
サイドスピン量を減らす方法の一つとして、
クラブフェースの中心から
トウ寄りでインパクトすることです。
ボールがコンタクトした瞬間に、
フェースがやや開いて戻ろうとする、
ギア効果を利用してサイドスピン量を減らす狙いです。
ティーを低くすることやトウ側でインパクトするにしても、
普段していないことを、いきなりコースで打つのは難しいです。
練習場でアゲインストをイメージして、
ティーを下げる、トウ側でインパクトするなど、
狙い通りの球が打てるようにしておけば
本番でも安心ですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
アゲインストに負けたくないからと言って、
オリャー!!と強振してしまうと、
結果的に高く打ちあがったスピン量の多い球になって、
アゲインストの影響をもろに受けてしまっていませんでしたか。
アゲインストでは
飛距離ロスするものと割り切って、
ロスを小さくするにほどうするのか
という打ち方で対応してみてください。
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投稿者プロフィール
- 川手昇
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