ゴルフは主に芝の上でボールを打ちます。
特に芝の影響を受けるのがグリーン上。
芝の上を転がっていくので、芝目の影響を読まないといけないと言われます。
しかしながら、「芝目」ってどうやって読むの?
とあまり詳しくないゴルファーも多くいます。
そこで、芝目にかかわる情報を書いていきますので、次回のラウンドから、お役立てください。
今までよりも、観察力が増して、パッティングラインを読む精度が上がりますよ!
目次
ゴルフの芝目とは
ゴルフ場の芝が生えている方向のことです。
特にパターをするときには芝目の影響を受けるので、ボールの転がりを計算して打つ必要があります。
芝目の読み方
芝目には様々な種類があります。
■順目、逆目
順目とは、打ちたい方向に向かって芝が寝ている。
逆目とは、こちら側に向かって芝が寝ている状態のことを言います。
逆目だと、芝の影響を受けて転がりが悪くなるので、ショートするということが多くなります。
また、芝が左から右に向かって伸びている場合は、ストレートに見えるパットでも右に切れてしまうことがある。
と、いうことですが、実際に芝は同じ方向に向かっていないですよね。
あっちこっちに向かって生えているので、どのように芝目を確認していけばよいのか。
以下でさらに詳しく紹介していきます。
■色を見る
グリーンを見たとき、色の違う場所があります。
芝が白っぽく光って見える場合は、葉に太陽光が反射しているので順目。
逆に、芝が濃く見える、暗く見えると感じた時は、光を吸収しているので濃く見えるので逆目と判断できます。
■カップのフチを見る
カップを真上から見てみましょう。
カップのフチにかかっている葉先が、どの方向から来ているかで芝目を確認できます。
カップ周辺は、ボールの勢いが弱まり、芝目に影響されやすいので重要な場所と言えます。
■カラー、エッジの境目を見る
カラー、エッジのほうがグリーン面より芝が伸びているので流れがわかやすいです。
■水、太陽の位置をチェックする
通常、芝目は 水の流れる方向に向きやすく、山の斜面にあるコースでは谷側に、池や川などが近くにある場合では、そちらの方向に芝目が向いていきます。
その次に影響のを受けるのは日光で、午後の太陽の光の方向に葉が伸びていくので、日が沈む西の方に順目になる傾向があります。
芝の種類のよって影響力も変わる
日本で採用されている芝の歯を一般的な強さの順に並べてみると、
- バミューダ(ティフトン) > 高麗(コーライ) > ベント
というような順番になります。
そのため、「高麗は芝目を読むが、ベントグリーンは傾斜だけ」というような意見もあります。
ラウンド前の練習グリーンで、芝の種類や影響も確認しておくといいですね。
芝目の影響が強くなる時期がある
芝は4月~5月に良く伸びるため、葉が硬く芝目の影響が一番強い時期言われます。
冬の間は芝が柔らかくなるので、芝目の影響は少なくなります。
まとめ
いかがでしょうか。
芝目といっても、種類、時期、によって影響力は変わります。
最終的にはグリーンキーパーさんの手入れの仕方にもよります。
カットの仕方で影響が出やすくなることもあれば、出にくいようしているところもあるとのことです。
とはいえ、まったく気にしないで打つよりは、スコアを良くしていくためにも、
順目や逆目を考慮した打ち出しの強さや、カップ周辺の観察というのは必要になってきます。
慣れないうちは、傾斜や打つことに注意を向けがちですが、
芝目も観察してラウンドを楽しんでください。
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- 川手昇
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