ドライバーのミート率が悪い人の特徴と改善するための練習方法

筆者は何度か、ゴルフは確率のマネジメントですとブログの中でも書いてきました。
これは私がゴルフをやり始めてからのテーマで、今でもプレーするときには肝に銘じていることです。
今日はドライバーのミート率を上げて、より2打目のアドバンテージを得るための確率をアップする方法を考えてみたいと思います。

はじめに

さて、皆さんのヘッドスピードはどのくらいでしょうか？
計測したことがある方はご自身のヘッドスピードに合わせてクラブを選んだりしていますかね。
例えば、女子プロですが、平均で43m/秒などと言われています。
これは一般的な男性アマチュアゴルファーとあまり変わらない数字だと言われています。
ただ、それでも距離は？
といえばアウトドライブするような距離に女子プロは飛ばしてきますよね。
この違いこそミート率の違いです。

ミート率とは

ミート率という言葉はもしかすると使われたことがあるアマチュアプレーヤーも多いと思いますが、実際にどうやって算出するかと言われれば知らない方が殆どではないでしょうか。
実際にミート率は計算式があり、どれだけの力をボールに伝えられたかかを表す数式です。
これは、【ボールの初速÷ヘッドスピード】として知られています。
つまり、ボールの初速が50m/秒で、先ほどの平均ヘッドスピードの43m/秒の場合、50÷43≒1.16と計算できます。
この1.16がミート率という事になり、この値が大きくなればなるほどミート率が高くて確率が良いということになります。
一般的なアマチュアのミート率は1.3～1.4と言われているようですので、もし平均的なヘッドスピードの方はボールの初速は55m/秒から60m/秒になると思います。
プロはというと1.5を超えると言われていますから、やはり同じヘッドスピードでもより遠くに飛ぶことが分かります。

ドライバーのミート率を改善しよう

このボールの初速やヘッドスピードに興味がある方は測定器が市販されていますから興味があれば購入できますが、ゴルフクラブ購入できる場所などでは概ね測定器を入れている所が多いです。
ご自身のミート率が正確に分からなくても、なんとなくミート率が悪いなという方はご自身が一番わかっているかもしれませんね。
ミート率の悪い方の特徴としては以下の３点が概ね当てはまると思いますよ。

ドライバーのフェースに当たるボール位置がズレる

ご自身のクラブフェースを確認してみてください。
ミート率の悪い方のドライバーのクラブフェースに付くボール跡がまちまちです。
これは練習場でも確認できると思います。
一定の場所でミートできないので毎回芯で打っていないことになりますね。

スイングの再現性の課題

これは、練習で解決していくしかありませんが、簡単に言えば毎回異なるスイング軌道になっている状態を指します。
なかなかご自身で自覚が無いことも特徴ですが、練習場のスイングを動画などで確認し、前後の打ち方と比較して修正していきましょう。

スイング中の余計な動き

スイング中に余計な動きが入る人もいます。
これは人それぞれにタイミングの取り方などもあるので難しいところですが、スイング中に動かしてはいけないところが動くと当然正しい軌道でボールをヒットしない確率が高まることは理解しておく必要があります。

練習方法について

筆者はミート率を上げる練習は常にハーフスイングの繰り返しだと考えています。
以前のブログでもハーフスイングの練習の勧めについて書きましたが、本来一番のミート率改善方法はショートアイアンのハーフスイングの反復練習です。
ショートアイアン、それもできるだけ自分の得意なショートアイアンで繰り返しハーフスイングしてみましょう。
恐らく得意なクラブは握った時の安心感も違うのでリズムも取りやすく、ボール跡が一定に近づいていると思います。
この間隔をよく覚えて、ドライバーでのハーフスイングも練習してみてください。要領は同じです。
ハーフでスイングしてボール跡を一定にする練習を繰り返してみましょう。

まとめ

ミート率アップの方法について解説してきましたが、できてきたならば、やはり最後重要なことはルーティンだと思います。
皆さんはクラブ（特にドライバー）を振るときのルーティンをお持ちでしょうか？
筆者は、まずボールの真後ろに立ち、ボールの軌道をイメージしてからスタンスを取ることをルーティンとしています。
一に練習、二に練習ですが、リズムを一定にするための自身のルーティンも非常に重要な要素です。是非皆さんも実践してくださいね。

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