グリーン上で必ず使うのがボールマーカーです。
初心者にとっては、いろいろな形があるので、どんなものがボールマーカーとして認められるのか、わかりいくいのではないでしょうか。
また、ボールに対してどうマークすればいいのかなど、正しい使い方のルールがわからない方も多いと思います。
今回はボールマーカーの使い方について詳しく説明します。
ボールマーカーとは
グリーン上では、ボールがスムーズに転がるように、ボールについた土などの汚れを拭くことができます。そのためにボールをピックアップすることができますが、その際にボールがあった場所を示すためにグリーン上にマークするものがボールマーカーです。
ルール上は形や大きさについての規制がなく、さまざまなものが、ボールマーカーとして使用されます。
一般的には丸いコイン型のものが多く、100円玉や1ドル硬貨などの硬貨をそのまま使う人もいます。
また、多くのゴルフ場では、グリーンに刺す形の丸いマーカーが用意されているのでこれを使う人も多いです。
ルール上は、どんな形でもいいですが、あまりに大きいものや、奇抜すぎるものを使うと視覚的に邪魔になることがあり、同伴者が嫌がる場合もありますので、マナーとして気を付けましょう。
ボールマーカーの使い方
ボールをピックアップする場合は、ボールの近くにマーカーを置いてボールをピックアップします。
近くのホールに向かって真後ろに置くことが推奨されていますが、左右、後方に多少ずれても問題ありません。
ピックアップしたボールは、パッティングの際には、元あった場所にボールをリプレースしますが、その位置も厳しく決められているわけではなく、元の位置と多少違っても違反とはなりません。
ただし、リプレースしたボールが元あった場所と同条件のほぼ同じ場所にあることが求められるので、あきらかにホールに近づけることや、難しいラインを避ける場所まで移動することなどは、ゴルフの精神に反することであると共に、同伴者に不快な思いをさせることがあるのでやめましょう。
プロの試合でも、同伴者がボールのリプレース位置が違うとクレームを言うことがあり、その場合は、ペナルティにはなりませんが、大会運営者から、その選手に改善するよう警告がいくことがあります。
本質的には、多少カップに近づいても、左右に動かしてラインを変えても、難易度がそれほど変わるわけではないので、アバウトな対処で問題ないとされています。
同伴者のラインにかかる場合のボールマーカーの移動
自分の置いたマーカーが同伴者のライン上にある場合は、同伴者の依頼があればマーカーを邪魔にならないように動かさなければなりません。
同伴者の依頼があれば、ライン上にないなどと主張して拒否することはできません。
まず、同伴者から左右どちらに動かして欲しいか指示してもらいます。
動かす方向が決まったら、グリーン近くの樹木など目印になるものを決め、その方向にパターヘッドを合わせ、ヘッドの先端にボールマークを移動させます。
同伴者のパットが終わったら、同じように目印を確認してパターヘッドを合わせ、ボールマーカーをもとの位置に戻します。
ボールマーカーを戻し忘れると2打罰が付加されます。意外と戻すのは忘れがちですので注意しましょう。
まとめ
グリーン上で必ず使うボールマーカーですが、ルール上は、比較的自由に使用することができるので、どこまでが許されているのか初心者のうちはわかりにくいものです。
今回の記事でボールマーカーのルールとマナーを理解して、グリーン上で余計な心配をせずにパッティングに集中できるようにしてください。
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投稿者プロフィール
- ゴルフ歴20年のおやじゴルファーです。ゴルフの道を究めるべく、日々ゴルフの研究に励んでいます。アマチュアゴルファーの視点から、わかりやすくタメになる記事をお届けしたいと思います。
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