アプローチは、基本のピッチエンドランから始めよう!

距離の短いアプローチの成功確率が上がれば、スコアアップも間違いありません。

しかし、アプローチが苦手というアマチュアゴルファーは多いのではないでしょうか。

アプローチが上手くなるためには、ショットの打ち方によってどのようにボールが動いてカップに向かうのか、を理解する必要があります。

そのためには、まずアプローチの基準となるピッチエンドランの練習を繰り返すことをおすすめします。

今回は、ピッチエンドランについて詳しく解説します。

ピッチエンドランとは

アプローチの打ち方は、ボールが空中を飛ぶキャリーと転がるランの距離の関係から、次の3種類に分類されます。

  • ランニングアプローチ
  • ピッチエンドラン
  • ピッチショット

キャリーを少なく、ラン多くして寄せていくのが、ランニングアプローチで、キャリーを多く、ランを少なくスピンを聞かせて寄せるのがピッチショットです。

難易度としては、転がすランランニングアプローチはミスの確立が低く簡単で、ボールコンタクトの正確性がシビアに求められるピッチショットは難しいといわれています。

そして、この中間に位置するのがピッチエンドランで、アプローチの基本的な打ち方といえます。

自分のキャリーとランを確認しよう

一般的には、ピッチエンドランのキャリーとランの比率は9Iで1:4、PW1:2、52度のウェッジで1:1程度といわれています。

この比率はクラブや打ち方によっても変わってきますので、自分のピッチエンドランのキャリーとランの比率がクラブごとにどうなるか確認することが大切です。

自分の基準をクラブごとにしっかり持つことができれば、アプローチの精度が格段に上がります。

また、上記の目安と全く違うキャリーとランの比率になるときは、打ち方に問題があるかもしれませんの、注意してください。

52度のウェッジで1:2ほどの比率でランが多い場合は、ロフトを立てすぎてランニングアプローチのようにショットしてしまっている可能性があります。

これらの目安を参考にして、番手ごとのキャリーとランのイメージが身体にしみ込むまで、繰り返し練習しましょう。

ピッチエンドランの練習方法

アプローチは天然芝から、本物のグリーンに向けて練習するのが理想的です。

アマチュアゴルファーでは、なかなか天然芝からの練習機会もないと思いますので、ゴルフ場に行った時にアプローチ練習場があれば積極的に活用しましょう。

練習場のマットの上から練習する場合は、漫然と打つのではなく、番手やスイングの強弱によって、どのようなキャリーとランになるのか、しっかり意識しながら繰り返し練習することが重要です。

自分なりの基準が、体に浸み込めば、本番でも的確な距離を打ち分けることができるようになり、ピンに寄る確率は格段に上がってきます。

また、アプローチの練習で片手打ちは効果的です。特に右手は距離をコントロールする役割が大きいので、右手一本で練習することで、アプローチの距離感を養うことができます。

5ヤード、10ヤード、20ヤードと目標を決めて、力加減と距離の関係を意識しながら、反復的に右手一本で打っていきましょう。ただし、片手打ちは大きなミスをする可能性もありますので、練習場では周囲の迷惑にならないよう十分注意して下さい。

まとめ

いかがでしたか。アプローチの精度を上げるには、自分なりの基準をしっかり持つことが大切です。

まずは、アプローチの基本となるピッチエンドランで、キャリーとランの基準をしっかり確認しましょう。

それを基準として、ランニングアプローチやピッチショットなど、別のショットも使いこなせるようになれば、スコアアップは間違いありません。

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投稿者プロフィール

風TARO
ゴルフ歴20年のおやじゴルファーです。ゴルフの道を究めるべく、日々ゴルフの研究に励んでいます。アマチュアゴルファーの視点から、わかりやすくタメになる記事をお届けしたいと思います。