ラインだしをマスターして、アイアンショットの上達を目指そう

ドライバーはナイスショットしたものの、2打目のアイアンが曲がってスコアメイクに苦しむゴルファーは多いのではでしょうか。

そんなアイアンショットの精度を上げるために効果的なのが、ラインだしショットを練習することです。

今回は、プロもアイアンショットの基本と考えるラインだしショットについて解説します。

アイアンのラインだしショットとは?

ラインだしショットとは、「ラインだし」の文字通り、狙った方向に真っすぐな線を描くように飛ぶショットです。

また、風の影響を受けにくくするために低い弾道で飛ばすことが特徴となります。

飛ばすことよりも方向性を重視するショットなので、アイアンでピンを狙う場合に使われます。

プロの場合は、ピンを狙う時のアイアンショットは、ほとんどラインだしショットであるといわれているほど、プロにとってはアイアンショットの基本になるものです。

アマチュアでもラインだしで上手くボールをコントロールできるようになれば、ボールを捕まえる技術も上がるので、その他のショットのレベルアップにもつながります。

ラインだしショットを使う場面は?

ラインだしショットは、多少の前後のミスがあったとしても、とにかく曲げたくない場面で使いたいショットです。

グリーンを狙う時に、左右に厳しいバンカーなどがあって曲げたくない場合や、曲がりやすい左足下がりなどの傾斜のあるライからのショットの際にも効果的です。

また、方向性を出すために低い弾道で飛ばすため、風の影響を受けにくいので、特に向かい風の時には距離の計算がしやすく、有効なショットです。

ラインだしショットの打ち方

ラインだしの打ち方としては、以下のようなポイントがあります。

これらを意識して、低く真っすぐな弾道をイメージしながら、繰り返し練習しましょう。

  • フルショットの7~8割の力でスイング
  • クラブが常に体の正面にあるように意識
  • アドレスでは、ボールはやや右に置き、目線を低く

フルショットの7~8割の力でスイング

距離を犠牲にして方向性を出すショットですから、フルショットをする必要はなく、7~8割の力でスイングします。

ボールの曲がりを抑えるためにも力を抜いて、一定の動きのスイングができるようになることが大切です。

クラブが常に体の正面にあるように意識

オーバースイングにならないように注意しながら、アドレスからインパクトまでクラブが体の正面から大きく外れないように意識してください。

スイング中に力が入りすぎたり、必要以上に手首を使いすぎるとクラブは身体から離れてしまいます。

クラブが体から離れてしまうと、ボールの曲がりは大きくなってしまうので、コンパクトなスイングで、クラブが常に体の正面にあるようにスイングしてください。

アドレスでは、ボールはやや右に置き、目線を低く

インパクトゾーンが長いスイングをすることで、ボールが曲がらないラインだしショットとなります。

そのためには、アドレスでは、ボールの位置はやや右にして、目線を目標方向の低めに抑えます。

目線を低くすることで、フォローでの前傾姿勢も維持されるので、低く長いゾーンでのインパクトが可能となります。

目線を上にしてしまうと、体が起き上がりやすいので、短いインパクトゾーンとなり、曲がりやすくなります。

まとめ

力を抜いたコンパクトなスイングでインパクトゾーンの長いラインだしショットをマスターすることで、アイアンショットの精度は上がります。

いかに真っすぐ飛ばすかということはゴルフの基本ですから、ラインだしショットに挑戦して、ボールコントロールの感覚をつかんでいきましょう。

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投稿者プロフィール

風TARO
ゴルフ歴20年のおやじゴルファーです。ゴルフの道を究めるべく、日々ゴルフの研究に励んでいます。アマチュアゴルファーの視点から、わかりやすくタメになる記事をお届けしたいと思います。