足を閉じて正しいスイング軸を身に付けよう

ゴルフのスイングで最も意識すべきことの一つは、スイング軸です。

腕や足や腰といった体のパーツの動きを意識しながら練習する方は多いですが、スイング軸を意識して練習している方は意外と少ないようです。

再現性の高いスイングを実現するためには、スイング軸が一定であることが求められ、正しく軸回転ができることが安定したショットを生み出すには不可欠なのです。

今回はスイング軸を安定させるための練習方法をご紹介したいと思います。

スイング軸の重要性

スイング軸が一定であることによってクラブを常に同じ軌道で振ることができるので、再現性の高いスイングが可能となり、ショットは安定します。

また、軸がブレないスイングができるようになれば、スイングスピードを上げても正しい軌道でのインパクトができますので、飛距離が伸びます。

さらに、スイング中の軸を意識することができれば、傾斜地などの難しいショットでも正確にインパクトすることができるようになりますし、アプローチの正確性も高まります。

ヘッドアップやスウェイなど、ミスの原因は様々ありますが、そういった個々の原因も結果としてはスイング軸がブレることにつながってミスは生じますので、すべてのミスショットの原因はスイング軸のブレであると言っても過言ではありません。

正しい軸回転を知るために効果的な足閉じスイング

スイング軸を一定にするために、正しい軸を知るのに効果的な練習方法が足を閉じてスイングすることです。

足を閉じてスイングをした場合には、体の軸がブレてしまうとボールにクラブヘッドをミートさせることができませんので、足を閉じることで強制的に軸を一定にすることができるようになります。

足閉じスイングの練習方法についての手順としては、以下のような流れでスイングをします。

  • 足を閉じてアドレス
  • 手首の力を抜いてバックスイング
  • 力を抜いたままインパクトへ
  • フィニッシュではクラブが背中にくるまでしっかり振り抜く

足は閉じたままですが、バックスイングでは左足かかとを上げ、インパクトからフィニッシュにかけては右足を上げて、足踏みをするようにしてスイングをしてください。

効果的に練習する方法

はじめてこの練習をすると、ほとんどの方はなかなか上手く打てないと思いますが、あきらめずに、上手く打てるまで何球も繰り返して練習してください。

上手く当たるようになったら、スイング中の軸が一定であることを自分の感覚で確認しながら、30球くらいは打ちましょう。

1回の練習で30球程度を何度も繰り返すうちに、一定の軸を保つ感覚が養われてくると思います。

また、足を閉じたスイングをしっかり練習した後は、少しずつスタンスを広げて軸が一定している感覚を確認しながらショットして、通常のショットでも正しいスイング軸の位置を意識できるようになるまで練習してください。

体の開きをおさえる効果も

足を閉じたスイングでは、インパクト時に上半身が開いてしまうとしっかりボールを飛ばすことができませんので、体の開きを抑えて、体の正面でボールを捉えられるようになるという効果もあります。

インパクトでは上半身が開かないように体の正面でボールを捉えることが重要ですので、足踏みの動作と同時に腰は自然に回転させますが、それにつられて上半身が早く開かないように注意して練習してください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

安定したショットのためには正しい軸回転が重要なポイントとなります。

今回、ご紹介した足を閉じたスイングを繰り返し練習して、スイング中の軸を意識できるようにして、正しい軸回転のスイングを身に付けましょう。

 

 

 

持久系プロテイン

ビーレジェンドプロテイン「スポーツ&ウェルネス」の 詳細はこちら

投稿者プロフィール

風TARO
ゴルフ歴20年のおやじゴルファーです。ゴルフの道を究めるべく、日々ゴルフの研究に励んでいます。アマチュアゴルファーの視点から、わかりやすくタメになる記事をお届けしたいと思います。