国民的ゴルフゲームで打つようなバックスピンは可能なのか

「みんなのゴルフ」
日本で一番有名なゴルフゲームではないでしょうか。

 

その中で印象的なショットがあります。

 

・グリーンに着地したボールが、
芝を焦がしながら戻ってくるバックスピンショット

 

芝を焦がすほどの摩擦を生むバックスピンは、
無理そうです。しかし、

 

グリーンに着地したボールが戻ってくるバックスピンは、
プロの試合でも見たことがあるのではないでしょうか。

 

アマチュアゴルファーの憧れのショットでもありますが、
実際に打てるのでしょうか？

 

実は、条件が合えば「可能」です。

 

憧れのショットを打つために、
以下の項目を参考にしてみてください。

 

今回の目次

1.バックスピンとは
2.バックスピンはみんなできる
3.打つ前にボールの状態を確認しよう
4.バックスピンをかける時に必要な要素
5.バックスピンの効果が出やすいボールの着地点
6.まとめ

 

バックスピンとは

 

文字通りボールが飛んでいく方向とは逆の、
後ろ向きにボールが回転していることです。

 

車がバックしているときのタイヤの回転方向と同じです。

 

バックスピンはみんなできる

 

パターで地面を転がす以外のショットは、
基本的にバックスピンがかかってボールは飛んでいきます。

 

アイアンやドライバーにあるロフト角と、
フェース面の溝によってバックスピンはかかるので、

 

ゴルファーであれば、男女やジュニアも関係なく、
ボールを打った時点でバックスピンはかかっています。

 

打つ前にボールの状態を確認しよう

 

ボールを戻すほどのバックスピンをかけるのが、
困難な状況としては、

 

ボールが地面に埋もれていたり、
土がべっとりついていたり、

 

いわゆる打ちにくい状況では、
強くスピンをかけられません。

 

打ちやすい「良いライ」であるかどうか、
確認してから打ちましょう。

 

バックスピンをかける時に必要な要素

 

では、ボールがグリーン面に着地してから、
戻ってくるようなバックスピンは、

 

通常のショットと何が違うのかというと、
スピン量が違います。

 

基本的な考え方として、
フェース面が寝ているクラブの方が、

 

スピン量が多くなるので、
ウェッジが一番スピン量が多くなります。

 

さらにクラブに必要な要素としては、
フェース面にある溝がキレイであること。

 

溝が削れていたり、芝や土が詰まっていると、
フェースの表面をボールが滑りスピンがかかりにくくなります。

 

次にボールになりますが、
スピン系のモノを使うことをおすすめします。

 

ゴルフボールには大きく分けて2種類タイプがあり、
ディスタンス系とスピン系に分かれます。

 

バックスピンをかけたいのであれば、
スピン系のボールを使ってみましょう。

 

補足ですが、ショットごとにボールを変更するのは
ルール違反になります。

 

ティーショットはディスタンス系で打ち、
アプローチでスピン系に変更することはできないので、

 

ティーショットからスピン系のボールを使用して下さい。

 

バックスピンの効果が出やすいボールの着地点

 

上手くバックスピンのかかったショットができたとしても、
ボールが戻ってくることもあれば、

 

戻ってこないこともあります。

 

バックスピンでボールが戻りやすい地面の条件は、
手前が低い斜面であること。

 

スピンと傾斜の関係で
ボールが戻ってくるというわけです。

 

そのため、奥に向かって
低くなっているグリーンに対して、

 

ピンより奥に落として、
バックスピンで戻そうというショットは、

 

無謀なチャレンジなので、
着地面もしっかり観察しましょう。

 

まとめ

 

バックスピンはテクニックというよりも、
条件が整っていることが重要です。

 

バックスピン量を増やしたいのであれば、
打ち方ではなく、ロフト角でコントロールする方が簡単です。

 

最後に、最高の条件だとしても、
フェースの芯でボールをとらえられないことには、

 

元も子もないので、
芯でとらえる確率を上げる練習も大事になります。

 

芝を焦がすようなバックスピンは、
ゲームの中の世界ですが、

 

条件が整った状態で、
ナイスショットができれば、

 

バックスピンショットも可能です。
チャンスがあればチャレンジしてみて下さい。

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