アマチュアのショートパットの成功率を
調査したデータがあります。
距離 | 成功率 | |
3フィート | 約91㎝ | 74% |
4フィート | 約122㎝ | 66% |
5フィート | 約152㎝ | 54% |
6フィート | 約183㎝ | 41% |
約1.5メートルの距離でもアマチュアの成功率は約50%
低いと感じますか、高いと感じましたか。
オーバー、ショート、左右にズレるなど、
外す原因は様々ですが、
特に直しておきたいのが、
ショートする原因です。
カップに届かないことには、
入る可能性はゼロのままです。
よく、ショートしてしまった時は、
「メンタルが弱い…」など言われますが、
全ての原因がメンタルではありません。
短い距離のパットでも成功を上げることで、
確実にスコアが良くなっていくので、
是非、以下の記事を参考にしてみてください。
今回の目次
1.ショートする原因_慎重になる
2.ショートする原因_アッパーブロー軌道
3.ショートする原因_右足体重でインパクト
4.ショートする原因_スイートスポットを外す
5.ショートする原因_カップ周辺を観察
6.ショートしないための練習方法
7.まとめ
目次
ショートする原因_慎重になる
パターを打つ時、距離が短くなるほど
「決めて当たり前」みたいな空気感から、
慎重になりすぎる場合があります。
慎重になると多くの人は、
動作がゆっくりになります。
無意識のうちに動作がゆっくりになるということは、
ボールに伝わる力が小さくなるため、
思っていたよりも転がらずに、
ショートする結果になってしまうということです。
ショートする原因_アッパーブロー軌道
・フォローで打て
・アッパー軌道でインパクト
パターの転がりが良くなると、
このようなアドバイスを聞いたり、
雑誌の記事などで見たことがあるかもしれません。
パターのロフト角やヘッドの形状などもあるので、
全ての方に有効ではなさそうですが、
フォローを大きくすることや、
アッパー軌道でインパクトする意識が強くなってしまうと、
ヘッドの衝突エネルギーがボールに対して
上方向に逃げて行ってしまうので、
力が伝わる効率が悪くなってしまいます。
想定していた力が伝わり切らないということは、
ボールも思っていたより転がらないのでショートしてしまいます。
ショートする原因_右足体重でインパクト
右足体重でインパクトすることは、
ショットと同じように、
パターでも「すくい打ち」のようなストロークになります。
ということは、アッパー軌道が強くなるので、
結果は先ほどお伝えした通り、
ヘッドの衝突エネルギーがボールに対して
上方向に逃げていくので、
力が伝わる効率が悪く、ショートしてしまいます。
補足ですが、右足体重でインパクトすると、
パターでもフェースが開きやすくなるので、
狙ったよりも右に外してしまうことも多くなります。
ショートする原因_スイートスポットを外す
多くの人はフェースのスイートスポット(芯)で、
インパクトすることを心がけていると思います。
しかし、フェースの芯を外してしまった場合、
飛距離は約20%も落ちてしまうことがあります。
距離感を安定させるには、
毎回フェースの芯で打つ。
もしくは毎回同じ場所でインパクトして、
振り幅と転がる距離の感覚を作っていくことが求められます。
ショートする原因_カップ周辺を観察
ボールを打ち出してカップ周辺に到達する頃には、
ボールの勢いは弱まり、
芝や細かい傾斜の影響を受けやすくなります。
そのため、パッティングのラインだけでなく、
カップ周辺の状況も観察して、
ボールの勢いが弱まったときに、
どのような影響を受けるのかもイメージして打つ強さを決定しましょう。
ショートしないための練習方法
ミスパットの中で、ショートする傾向が多い場合は、
常にカップの先に仮想ターゲットを作りましょう。
単純な方法ですが、
ショートするミスは少なくなるはずです。
まとめ
いかがでしょうか。
ショートする原因はメンタルだけでなく、
ヘッドの軌道や動作、インパクトなど、
原因は様々です。
原因がわかりにくい場合は、スマホなどで
パッティングの動作を撮影してもらうのもいい方法です。
頭で意識していることと、
実際の動作が違う場合もありますからね。
今回紹介した項目と照らし合わせながら、
確認してみるとミスの原因を探しやすくなると思います。
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投稿者プロフィール
- 川手昇
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