自然と共にプレーを楽しむのがゴルフです。
木々が生い茂る林もそんな自然の要素の一つです。
四季折々で美しい風景を演出してくれる林ですが、木があるためにショットの妨げになることもあり、入ってしまうとやっかいな場所です。
今回は、そんなゴルフコースにおける林について解説させていただきます。
ゴルフコースにおける林
ゴルフコースには、林でセパレートされているホールが数多くあります。
林間コースと呼ばれる、その名のとおり林を切り開いて作られたゴルフコースもあります。
林に入ってしまったらトラブルになることが多いので、でも、まずは林に入らないように注意することがコースマネジメントの基本です。
ショットを曲げて林に入ってしまったら、林の中から打つしかありません。
林に入ったら、ボールとそのまわりの状況をよく観察して、どう対処すべきか冷静に考えましょう。
林に入ってしまった場合
林に入ったら、まずは確実に脱出することを考えましょう。
フェアウェイなど次のショットを打ちやすい場所に確実に出すことが重要です。
木と木の間を抜いて出すことになりますが、どれくらい狭い隙間まで狙えるかは自分の実力との相談です。
自分の力量を踏まえてギャンブルショットは避けて、少なくとも80%以上の確率で脱出できる方向に打ちましょう。
また、左右だけではなく、上に枝が張り出している場合には高さのコントロールも必要です。
その場合はミドルアイアンなどで低めの球で脱出するのが効果的です。
ユーティリティなどを使うのも良いでしょう。
林の中では木の根が張っていて、固い根を直接クラブで打ってしまうと手を痛めることがありますのでボールの付近をよく確認してください。
また、フォロースルーで木に当たってしまうと、クラブが壊れたり、ケガをする場合がありますので、くれぐれも無理なスイングをしないように注意してくださいね。
林から低いボールを打つためのポイント
林からの脱出するために、低いボールを打つポイントは以下になります。
- ハーフショット気味に打つ
- ヘッドが前に走るのを抑える意識を持つ
- インパクトでは手元を上にあげるイメージ
低い球を打つためには、ハーフショット気味にロフトを立ててインパクトするイメージでスイングします。
その際に、ヘッドを走らせてしまう動きになってしまうとボールに浮力がつき、高いボールになってしまします。
ヘッドが前に出ていくのを抑えつつ、インパクト時に手元を上の方に上げるイメージで、ロフトが上を向かないようにすることが低いボールを打つコツです。
林の中で注意すべきルール
林の中に入ったと思ったボールが木の上に乗っていた場合はアンプレアブルとなります。
木をはたいてボールを落とすと1打罰となります。
素振りで枝を折ってしまうとライの改善となりペナルティになります。
ショットの途中のバックスイングで枝を折ってしまった場合に、スイングを止めずにそのまま打ってしまえばペナルティはありませんが、打つのを止めた場合には2打罰となりますので注意して下さい。
また、2019年からの新ルールではボールを探す時間が5分間から3分間に短縮されました。
林の中に入って3分探してもみつからなければあきらめてロストボールとしてください。
特に秋の落葉のシーズンなどは、落ち葉に埋もれてみつからないことが多いので要注意です。
まとめ
いかがでしたでしょうか、ゴルフコースの林についての解説でした。
林からはまず確実に脱出することを優先させてください。
木に当ててしまってたら、状況がさらに悪化して大たたきになることもあります。
冷静な判断こそがスコアアップのカギですよ。
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投稿者プロフィール
- ゴルフ歴20年のおやじゴルファーです。ゴルフの道を究めるべく、日々ゴルフの研究に励んでいます。アマチュアゴルファーの視点から、わかりやすくタメになる記事をお届けしたいと思います。
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