【動画あり】パターの距離感が良くなるおすすめ練習方法

Never up,Never in.(ネバーアップ、ネバーイン)
というゴルフの格言があります。

「パットした球はカップまで届かないと決して入らない」

と、イギリスの代表的なゴルファー、
トム・モリス・シニアの言葉です。

弱気になってショートしてしまいそうな場面に、
勇気を与えてくれます。

しかしながら、強気に打ちすぎて
数メートルオーバーという人も珍しくありません。

球聖と呼ばれたボビー・ジョーンズは、
以下のような言葉を残しています。

「届かなければ入らないのは事実だが、
カップを通り過ぎた球も決して入らないのである」

「そして3パットの多くは、オーバーした後の
返しのパットで発生しているのである」と…

パッティングは距離感がとても重要!
今回は距離感を良くするための練習方法について紹介していきます。

目次はコチラ

距離感が合わない原因
 距離を読めていない
 インパクトが毎回違う
距離感を合わせる練習方法
 右手で転がす
 ターゲットを見たまま打つ
 目を閉じて打つ
 右手一本で打つ
 ナイスパットの基準を作る
まとめ

距離感が合わない原因

距離感を良くする練習方法の前に、
なぜ距離が合わないのかを確認しておきましょう。

大きく2点考えられます。

距離を読めていない

これは、そもそもに原因があるのですが、
思っている距離(読み)と実際の距離が違うという点です。

距離があっていない原因として、
圧倒的に多いのが「歩測」をしていない。

※歩測とは…自分の歩幅で測ること

歩幅の目安は、「身長×0.45」と言われています。
一般的な日本人(170cm)は「76.5cm」くらいになります。

ご自身の1歩の幅を測っておくか、少し大股で歩いて
1歩を1ヤード(約91cm)で歩ける練習をしておいてもいいでしょう。

見た目の目測だけでなく、歩測を加えることで
目で見た読みとのズレも確認できて打つべき距離が明確になってきます。

インパクトが毎回違う

同じ振り幅、同じスピードで打っているが、
毎回転がる距離が違う。

それは、ボールにコンタクトしている
フェースの位置が毎回違っているかもしれません。

スイートスポットに当たれば転がりは良いですが、
トウやヒール寄りに当たると転がりは悪くなってしまいます。

毎回同じ位置で打てていなと、
安定した距離を出すことはできません。

距離感を合わせる練習方法

上記を踏まえて、
ここからは練習方法について紹介していきます。

右手で転がす

もうご存知の練習方法かもしれませんね。
有名だということは効果が高いという裏返しかもしれません。

コースに出る前の練習グリーンでも、
パターを打つ前に手で転がす。

距離感だけでなく転がるスピードも確認しながら、
パターで同じようなボールをイメージして打つ。

そうすると、徐々に感覚がつかめてきます。

ターゲットを見たまま打つ

いつも通りに構えて、カップを確認したら
ボールに目線を戻して打つのではなく、

カップを見たまま打ってしまいます。

目でとらえた距離感を、
そのまま体に反応させる練習方法です。

目で感じた距離を動作で再現するのに、
効果的な練習方法です。

目を閉じて打つ

いつも通りにアドレスをとって、
目を閉じて打つだけですが、

目を閉じることで感覚が研ぎ澄まされてきます。

手で打感を感じて、
耳で音を感じる。

真っすぐ転がったのか、
左右にズレているのか、

ショートしたのか、
オーバーしたのか…

目を閉じて伝わってきたものからイメージして、
ボールが止まったであろう位置を想像してから、

最後に目を開けて答え合わせしてください。

数を繰り返すごとに、打ち出したボールと
フィーリングが一致してくると思います。

右手一本で打つ

右手で転がす方法を最初に書きましたが、
右手一本で打つ練習もしておきましょう。

それほど右手の感覚は重要なのです。

方法は簡単です。
いつものパッティングから左手を外して打つだけ。

この際、左手は右腕の
肘辺りを持つようにしてください。

左手を添えていないと、
右腕が自由になりすぎるので、

余計な力が入ってしまう場合があります。

左手を添えることで、
いつものようなバランスで、

右手の感覚を養うことができます。

ナイスパットの基準を作る

最後は練習方法ではないですが、
パッティングはどんなに上手い人でも成功率100%の人はいません。

カップに入ればOK、
それ以外はダメ。

ではなく段階を付けてあげましょう。

例えば5ヤードの距離を練習するとします。

入れば…ナイスイン!
1割のミス(0,5ヤード以内)…ナイスパット(ナイスタッチ)
2割のミス(1ヤード以内)…ナイスミス
2割以上のミス(1ヤードよりも外側)…ミスパット

このような感じです。

そして練習するごとに、
ミスの割合を減らして、

ナイスイン!ナイスパットが
多くなるようにしていきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか

パット数は全ストロークの
40%程度をしめるといわれてます。

100ぐらいで回る人はパット数約40
90ぐらいで回る人はパット数約36
80を切るレベルの人はパット数約30パット

スコアが良くなるほど
パット数が大きく影響してきます。

パターの上達は、スコアにも直結しやすいので、
地味な練習かもしれませんが、

コツコツ続けて練習してみて下さい。

持久系プロテイン

ビーレジェンドプロテイン「スポーツ&ウェルネス」の 詳細はこちら