プロゴルファーの試合や、ゴルフ仲間とラウンドした際など
1度は見たことないでしょうか。
アドレスを取って、テイクバックをしたかと思うと戻したり、
バックスイングの動き出しをなぞるような動作。
ボールを打つ前に、
クイックイッと動くことを「ワッグル」と言います。
それぞれに個性があって、
正しいも間違いもないのですが、
アドレスで集中しているのに、
少し動くことは無駄ではないのか…
何のためにしているの?意味はあるの?
そんな疑問について今回は書いていきたいと思います。
今回の目次
1.ワッグルとは
2.ワッグルの効果は?
3.ワッグルの正しいやり方
4.こんなワッグルは気を付けよう
5.まとめ
ワッグルとは
ワッグルとは、主にショットを打つ直前に、
クラブヘッドを左右に軽く動かす動作のことをいいます。
ワッグルのやり方は特に決まったものはありません。
クラブヘッドを地面から少し浮かせて、左右に何度か小さく動かします。
やり方はゴルファーによっても様々です。
手首を支点にしてヘッド動かす人もいれば、
テイクバックと同じ軌道をゆっくりなぞるような人もいます。
ワッグルの効果は?
効果が「ある」か「ない」かで言うと、
もちろん効果はあります。
ゴルフスイングはアドレスを取った状態で一度「静止」します。
そこから動き出して打つわけですが、
アドレスを取った状態から、頭の中で
動き出しやスイングなどをイメージしていると、
筋肉は徐々に固まってしまい動き出しにくくなります。
このようなことからワッグルの効果としては、
以下のようになります。
・筋肉を固めない
・ショットに備える
・リラックス効果
ワッグルの正しいやり方
プロ選手の中でも、
ワッグルをする人もいれば、しない人もいます。
ショットに備えてリラックスできるのであれば、
何でも良いと言ってしまえば極端ですが、特に決まりはありません。
決まりはないのですが、
何のためにするのかという目的ははっきりさせておいてください。
おすすめは脱力して行うこと。
ショットに備えるために、
力んだ状態を作ってはマイナスの効果です。
手首や肘の関節を脱力して柔らかく使いましょう。
また、脱力することでヘッドの重みも感じられます。
クラブの重みを感じるために、
地面にソールしたクラブを軽く持ち上げて、
トントンと地面を軽く叩くワッグルをする選手もいます。
もう一つのおすすめは、
ワッグルでリズムを確認しておくことです。
いつもの動き出しや振り上げるリズムに合わせると、
ショットに備えた動作として効果が上がります。
こんなワッグルは気を付けよう
先ほどワッグルに決まりはないと書きましたが、
避けていただきたいワッグルもあるので紹介しておきます。
・スイングと関係のない動きをしている
たまに見かけるのが、アドレスした状態から
スクワットするようにしゃがんだり、剣道の「面」を打つ前のふりかぶる動きをする人。
体を何とか動かしたい気持ちもわかりますが、
出来ればアドレスに入る前にやっておきましょう。
・リズムが速すぎる
おすすめ動作の逆パターンになりますが、
リズムが速いワッグルはリラックス効果を得ることはできません。
最悪の場合、
打ち急いでいるようなスイングを誘発してしまいます。
・ワッグルが長い
ワッグルが長くなると、
実際に打つタイミングを逃してしまいます。
徐々に感覚が乱れてミスショットも出てしまいます。
2回か3回ほどでルーティン化してしまうのが良いと思います。
まとめ
自分自身がどんなワッグルをしているか?
改めて聞かれるとどんなのだったかな!?
と細かく思い出せない人もいるでしょう。
自然にルーティン化されていて、
心地悪さがないのであればそれで良いと思います。
いつも動き出しやスイングリズムがバラバラというのであれば、
この機会にワッグルを取り入れてみるのも良いと思います。
また
アドレスを取って、ワッグルをした後でも、
少し感覚が違うと思った時は、
もう一度アドレスから入り直す方が、
動作も気持ちもリセットしやすいです。
テイクバックのイメージ作り、脱力、リズムの確認など、
ワッグルを効果的に使ってみてください。
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投稿者プロフィール
- 川手昇
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