ゴルフ初心者のためのボールの選び方

「どんなゴルフボールがいいの？」

「スピン重視？飛距離重視？」

「ロストボールは使わない方がいい？」

ゴルフボールの種類はたくさんあり、ボールによって性能や強みが変わってきます。

この記事では、ゴルファーにとってこのボール選びはスコアを上げるために重要な要素ですが、初心者にとってはどうかという点についてご紹介します。

ゴルフボールの種類

ゴルフボールはボールによって性能が変わってきます。

スピン量の多いボール（スピン系）や飛距離を最大限に追求したモデル（ディスタンス系）、両方をバランスよく兼ね備えたボール（第3系）など様々です。

値段も安いものから高いものまで幅広く、初心者にとってはどれを選べばいいのか悩むところです。

カラーも豊富で、オーソドックスな白やコースに落ちていると一際目を引くような鮮やかなカラーもあります。

「自分のボールとわかりやすいように」という理由でカラフルなものを選ぶ人も多いです。

初心者にとっておすすめのボールは？

種類が豊富なゴルフボールですが、初心者にとってゴルフボール選びは、実はそれほど重要ではありません。

なぜなら初心者のうちはスイングがまだまだ安定していないので、自分の強みがあまりわからない人がほとんどです。

また、スイングが安定しないため、OBによってボールを無くしてしまう人も多いです。

僕は初心者の頃、OBをたくさん出していたので、1回コースをラウンドすると1ダース（12個）なくなることもありました。

このことから、初心者にとってボール選びはさほど重要ではなく、わざわざ性能のいい高いボールを買うことはおすすめしません。

初心者のうちは1ダース1000円から2000円程度の安いボールで十分です。

なんなら大量に入っているロストボールでも問題なくラウンドできます。

ロストボールでも問題はありませんが、もしメーカーがバラバラだった場合は少し注意が必要です。

初心者はボールをよく無くすため、どれが自分のボールかわからなくなることがあります。

全て同じメーカーが揃っているロストボールもありますので、一度ゴルフショップ等で探してみてください。

スイングが安定し、ボールを無くす機会がかなり減ってきた頃にボールの性能などをみて買うようにしていきましょう。

初心者でもボールの性能を気にする場合はどうする？

ロストボールでも十分とはいえ、「やっぱり選んでいきたい」と考える初心者の人もいると思います。

その場合、個人的には飛距離重視のボール（ディスタンス系）を選択する方がいいと考えます。

理由としては「意図して曲げる」とか「バックスピンで寄せる」など、上級者でも難しいようなことを初心者のうちにできるはずがありません。

スピン量の多いスピン系を選択するメリットがあるのかわかりません。

だったらディスタンス系で飛距離を稼ぎ、短い距離のアプローチを狙う方がスコア的にも安定すると思います。

テレビ中継などでよく見る、グリーンに乗ってバックスピンで寄せるような戦略は初心者にはハードルが高すぎます。

また、ぶっちゃけそのバックスピンで寄せるという「カッコいい場面」は自分で見ることはほぼできません。

以上の点で、初心者があえて性能でゴルフボールを選ぶのであればディスタンス系がおすすめです。

まとめ

この記事では、ゴルフボールの性能についてご紹介しました。

ゴルフボールにはたくさん性能があり、どのボールを買うのか迷うところではありますが、初心者のうちはそこまで性能にこだわらなくてもOKです。

スイングが安定し、ボールを無くしてしまう回数がかなり減ってきてからスピン系やディスタンス系、第３系のボールを選択しましょう。

性能が良く、高級なボールを無くしてしまった時のダメージはかなり大きいです。

初心者のうちはロストボールで十分ですので、なるべく安価なもので揃えるようにしましょう。

あなたのゴルフライフが楽しいものになることを願っています。