右足体重でインパクトして、
フォロースルーで斜め上を向いてしまう…
「よ!明治の大砲!!」
なんて声が飛び交いますが、
「大砲」だからっと言って、
飛んでいることを褒めているわけではありません。
この記事では、
明治の大砲から脱却できるよう、
原因から直し方まで紹介していきたいと思います。
今回の目次
1.明治の大砲とは
2.明治の大砲による影響
3.明治の大砲の原因
4.明治の大砲の直し方
5.補足とまとめ
明治の大砲とは
明治の大砲とは、右足体重で打たれた
悪いスイングの代名詞です。
明治時代に使用されていた大砲には車輪がついていて、
発射した時に、反動で後ろに下がることがありました。
右足に重心が乗ったままのスイングで、
打ち終わってよろけてしまう様子です。
明治の大砲による影響
右足に重心を乗せすぎたスイングでは、
すくい打ちや、手打ちの原因となってしまいます。
インパクトでロフトが寝てしまうので、
必要以上にボールが高く上がり過ぎてしまうことや、
コントロールにもバラツキが出てきます。
ダフリトップの可能性も高くなるので、
早めに改善した方が良いでしょう。
明治の大砲の原因
原因は様々考えられますが、
飛ばしたい欲、大振り、弾道を上げたい意識、
ダウンスイングで右肩が下がりすぎる、
左足に重心移動ができていない。
などなど、意識的な面もあれば、
動作が過剰になってしまっているパターンもあります。
明治の大砲の直し方
まずは、すくいあげるような意識と、
大きく振って飛ばしたい欲を落ち着かせましょう。
スタンスを狭くして、
小さいスイングでインパクトをしたら、
ヘッドに引っ張られるように重心を、
左足に乗せていきましょう。
繰り返していくとインパクトで
左足に体重を乗せていく感覚がわかってきます。
または、アドレスから、
左足に体重を乗せる配分を多くする。
体重移動できないから飛ばないという思うかもしれませんが、
打ち出し角度が適正になり、
ボールが散らなくなる方が、
飛距離のアベレージは伸びてくるでしょう。
インパクトで左に乗る感覚が出てから、
少し大きく振っていくことをお勧めします。
補足とまとめ
最後にドラコン選手が、
いわゆる明治の大砲と言われるスイングで、
バッカーン!と飛ばしているのを見たことがあるかもしれません。
ドラコン選手の場合、ドライバーのロフト角が
3度や5度などで組まれていることが多く、
ティーを高くしてアッパーブローで、
弾道の高さを出しているため、
フィニッシュでは右足体重になっているように見えますが、
長尺を扱う大きなスイングアークと速いヘッドスピードにより、
遠心力で後ろに引っ張られているという現象です。
ドラコン選手のような飛距離を手に入れてみたいですが、
まずは明治の大砲から脱却して、
自然な重心移動でインパクトできる
スイングを目指してみてください。
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投稿者プロフィール
- 川手昇
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