ゴルフのスコアをまとめるためには、アプローチが重要ポイントとなります。
特に、初心者にとっては30ヤード以内のアプローチの成功確率を上げていくことで飛躍的にスコアを伸ばすことが可能になります。
アプローチの練習に時間を割いていくことが、スコアアップの近道になりそうですが、ゴルフを始めたばかりの初心者にとっては、やみくもに時間をかけても意味がないことがあります。
今回は初心者にとってのアプローチ練習の考え方について解説します。
アプローチは難しい技術
すべてのスポーツに共通することですが、ゴルフは努力なく上達できるような簡単なスポーツではありません。
その中でも、アプローチは飛ばす距離が短いだけに簡単なように思えるかもしれませんが、実は実戦での経験を積み重ねないと上達できない技術なのです。
ゴルフは自然との闘いでもあるといわれていますが、実際のコースでショットする際には、フェアウェイやラフなど、様々なライからボールを打つことが要求されます。
アプローチでは、芝の伸び具合や密度などもいろいろですし、打ち上げ打ち下ろしなどシチュエーションもまちまちです。
さらに、早いヘッドスピードでボールコンタクトするアイアンショットと比べて、ヘッドスピードの遅いアプローチでは、芝の状況による影響が大きくなります。
ボールとヘッドに挟まる芝の量や、逆目・順目の状況、傾斜によるヘッドの入り方の違いなどによって飛び方が変わってくるので、経験を積まないとなかなかアプローチでピンに寄せることはできません。
初心者の自己流アプローチ練習では上達できない
スクールなどでコーチに確認してもらいながら、練習を重ねるなら効果はありますが、初心者がコース経験も少ないのに、自己流で練習場のマットからの練習を繰り返しても間違えたスイングを固めていくことになりかねません。
クラブヘッドが滑りやすいマットでは、多少ダフってもボールは飛んでいきますから、練習場で上手く打っているつもりが、実際の芝からはダブってばかりで、全く飛ばないということがよくあります。
初心者のうちは、ある程度、実際のコースでのラウンド経験を積んでからでないと、自己流の練習でいくらがんばっても、残念ながら意味がないことが多いでしょう。
実戦での経験をある程度積んでから、練習場でも実際のコースの状況を想像しながら練習をしないと上達にはつながりません。
初心者のアプローチ練習方法
理想的なのは、最初にティーチングプロなどにアプローチの基本と練習方法を習い、それに従って練習することです。
ただ、それでも初心者のうちは練習場でのマットの上からの練習はそれほど多くする必要はないと思います。
実際のラウンドで本物の芝の上から、グリーンに向けてアプローチする経験を踏まえないとなかなか上達はしないのですが、アマチュアゴルファーでは、手軽に芝から打てる練習環境のある人は多くはないでしょうから、初心者のアプローチ練習で活用したいのが、実際に芝から打てるショートコースです。
比較的リーズナブルにラウンドできて、回り放題などもあるので、ショートコースで徹底的にアプローチ練習をするのはとても効果的です。
まとめ
上級者になればなるほど、アプローチ練習に時間を割く、といった話を聞くことがあると思いますが、初心者のうちは、特にマットの上からのアプローチ練習は意味がないことが多いので注意しましょう。
自己流でマットの上から上手く打てても、実際のラウンドでは思うようにいかずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
アプローチはとても難しい技術ですから、初心者のうちは、あせらず長い時間をかけて上達するつもりで向き合うのがいいのではないでしょうか。
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投稿者プロフィール
- ゴルフ歴20年のおやじゴルファーです。ゴルフの道を究めるべく、日々ゴルフの研究に励んでいます。アマチュアゴルファーの視点から、わかりやすくタメになる記事をお届けしたいと思います。
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