ゴルフスイングは、力を入れれば入れる程
ボールが飛ぶのか、いや飛ばないのか…
「飛ばしたい!」と思って、
ムキになって振っている時には飛距離は伸びないのに、
力を抜いて軽くポーンと振ったら、
思ったよりも飛んでる!
というような経験はありませんか?
結論から言うと、
「力むと、飛びません」
ということで、この記事では、
なぜ飛ばなくなるのか。
力まずに飛ばすためにはどうするのか
を紹介させていただきます。
今回の目次
1.力むと、なぜ飛ばない?
2.脱力方法
3.力を抜きすぎてもダメ
4.脱力スイング
5.まとめ
力むと、なぜ飛ばない?
力んでいるというのは、
主に構えたときに上半身に力が入っていることを指します。
肩や腕、手のグリップの圧であるとか、
こういうところに力が入ってしまうと、
力いっぱい振ってもスピードが上がらなくて
飛ばないことになります。
試していただきたいのは、
体中に力を入れてみてください。
その状態で、
体を速く動かそうとするとどうでしょうか。
ロボットみたいに、かたい動きになりませんか?
特に肘や手首といった関節が動かしにくいと思います。
ゴルフスイングに置き換えると、
しなりが出なくなるので、
体を動かしても、
クラブヘッドを加速させることができません。
力を入れるほど、
関節は固まってしまうので、
しなやかな動作が失われて、飛ばなくなるということです。
脱力方法
まずアドレスを取った時に
上半身の力を抜くことを意識しましょう。
この時、意識が逆の効果になり、
力を抜けない人も出てきますが、
そのようなときは、思いっきり強く
グリップを握って、パッと放してみてください。
その状態が脱力状態になります。
力を抜きすぎてもダメ
脱力、脱力と書いていますが、
力を抜きすぎてもダメなのです。
全身がフニャフニャの状態ではなく、
しなりを生むためには、根の部分は踏ん張る必要があります。
下半身はしっかりを地面を踏めるように、
脚、膝、腰このあたりは少し緊張感を持たせます。
この時に効果的なのがワッグルです。
手首、肘、胸郭は柔らかく動かしながら、
下半身どっしりと構えられているかを確認することができます。
脱力スイング
テイクバックからバックスイングにかけて、
出来るだけ上半身は力を抜いた状態で上げて、
下半身にハリを持たせる感じで
スイングを行うようにします。
左の腕は伸びていたほうが良いんですが、
伸ばそうとして力を入れてしまうのではなく、
伸ばした状態を保つようにして
トップを迎えるようにしましょう。
ダウンスイングでは、クラブヘッドの遠心力で
腕を引っ張られるので、
体が流されないように、グリップが抜けないようにと、
自然んと上半身にも力が入ります。
気を付けていただきたいのは、
クラブの動きをグリップから先端まで、
100%コントロールしようとしないことです。
「しなり」ができない状態になってしまいます。
フィニッシュもクラブヘッドに引っ張られていけば、
自然と体に腕が巻き付いて、体も回転します。
軌道のコントロールなどで腕を使う感覚はあると思いますが、
関節を固めるほど力を入れないことが大事です。
こういったスイングをイメージして
ドライバーのスイングを行うようにしてみてください。
まとめ
今回は、力んでしまうと飛ばない。
力を抜く方法について紹介しました。
力加減というのは、
個人差がとても影響します。
握力60kgの人と、30kgの人では、
軽く握るという感覚も違います。
ご自身で力感を見つけるのも必要になってくるので、
練習場で試してみてください。
それほど力を使っていないつもりでも、
飛距離が出ているというのは、
ヘッドを走らせたり、
体とクラブを使う効率がいい証拠なので、
楽に飛ばせるようになると、
余計な動作も抜けてショットも安定してきますよ。
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投稿者プロフィール
- 川手昇
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