ゴルフのスイングは、チェックポイントも多く、それぞれのポジションにおける正しい形というものがあります。
しかし、形にこだわっても、なぜか上手くショットできないことも多いのではないでしょうか。
そんな時に忘れがちになっているのが、スイングリズムです。
ゴルフスイングにおいては、このスイングリズムがことのほか重要なのです。
特に初心者は、形にこだわりすぎて、リズムがバラバラの人が多いようです。
今回は、スイングリズムとその練習方法について解説します。
スイングリズムが重要な理由
プロゴルファーはラウンド中には、スイング細部を気にするよりも、自分のスイングリズムで打つことに集中しているといいます。
緊張したり、プレッシャーがかかる場面にミスがでるのは、スイングリズムが崩れていることが大きな原因であることが多いのです。
スイングとは体の連続した動きで、各部の筋肉の連続した動きによって生まれるものです。
アドレス、トップ、インパクトなどと、それぞれのポジションで正しい形はありますが、スイング中にそれぞれのポジションで止めて確認しながらスイングをしても上手くいきません。
すべてが連続した一連の動きなので、その瞬間の形よりもリズムで把握される体の動きの連続性が重要なのです。
ラウンド中に調子が悪くなったからと、スイングを極端にゆっくりしたり、リズムをいろいろ変えてみる方がいますが、あまりよい結果は生まれません。
スイングリズムとは
ゴルフスイングは一定のリズムで行うことが大切です。
そして、ゴルフのリズムとして昔からよく使われているのが3拍子のリズムで、基本的にはこのリズムで自分のスイングリズムを考えてみましょう。
これは、「チャー、シュー、メン」で有名なリズムで、1でバックスイング、2でトップ、3でダウンスイングという流れで打つリズムです。
もちろん、2拍子や4拍子などでも自分に合ったリズムなら問題ありませんので、自分のスイングに一番しっくりくるリズムを見つけましょう。
人それぞれに自分にとって快適だと思えるリズムがあるはずですから、それを見つけて体に刻み込むことで再現性の高いスイングが可能となります。
スイングリズムの練習方法
練習方法としては、メトロノームを使う練習がおすすめです。
練習場では周りの人の迷惑にならないようにワイヤレスイヤホンなどで聴くようにして、メトロノームはスマホの無料アプリなどを使うといいでしょう。
メトロノームを使って、まずはアプローチから始めてみましょう。
自分に合ったテンポの音を聞きながら、一定のリズムでハーフスイングのアプローチを繰り返して、アプローチが一定のリズムで打てるようになったら、フルスイングをしてみてください。
また、いろいろな速さを試してみて、一番しっくりくるリズムを探してみることもよいでしょう。
この音とリズムを体にしみこませることで、ラウンドで緊張する場面では、このメトロノームのリズムを思い出して、リズムに合わせることに集中してスイングすれば、ミスを軽減することができるはずです。
ただし、ラウンド中はスイングテンポを安定させるためにメトロノームの音を聞くなど、音楽を聴く行為は禁止されているので注意してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ゴルフのスイングリズムの重要性について理解いただけたのではないかと思います。
ラウンド中にもショットが上手くいかずスイングが崩れてきたと感じたら、まずはスイングリズムが狂っていないかチェックしてみてください。
チェックのためにも、日頃の練習で自分のスイングリズムをしっかり把握しておくようにしましょう。
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投稿者プロフィール
- ゴルフ歴20年のおやじゴルファーです。ゴルフの道を究めるべく、日々ゴルフの研究に励んでいます。アマチュアゴルファーの視点から、わかりやすくタメになる記事をお届けしたいと思います。
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