ゴルフは道具を使ってボールを飛ばしますが、
野球やテニスと違うのは、
手元(グリップ)の延長線上でボールを打たないということ。
このため、
体から打点までの距離がズレやすく、
ダフリトップといった、
ミスショットが出てしまいます。
この記事では、ボールとの距離感が悪く、
なかなかフェースの芯でとらえられないという時に、
おすすめなドリルを紹介させていただきます。
今回の目次
1.ボールとの距離がズレる理由
2.ティーアップドリル
2.1 ティーアップドリルの方法
2.2 効果1:ミスショットがわかりやすくなる
2.3 効果2:インパクトゾーンが長くなる
3.まとめ
ボールとの距離がズレる理由
先述したグリップの延長線上に、
ボールを打つ面がないという点に加えて、
スイングに遠心力が加わります。
地面にあるボールを打つゴルフは、
下方向にクラブが引っ張られることで、
思ったよりも腕が伸ばされていることもあります。
その結果ダフることもありますが、
練習場のマットでは、
ヘッドが多少滑ってくれるので
大きなミスに気付かないが、
本番のコース上では、
しっかりと芝に引っかかるのでダフってしまう。
練習場ではうまく打ててたのに…と思っていても、
ミスショットが軽減されていただけかもしれません。
ティーアップドリル
そこでお勧めしたいのが、
練習場でドライバーを打つようにティーアップして、
そのボールをアイアンで打つ練習です。
この方法だと、ボールまでの距離が合わなければ、
全てミスショットとして飛んでいくことになります。
効果1:ミスショットがわかりやすくなる
ボールがマットの上にある状態だと、多少ダフっても
ヘッドが滑ることでミスショットになりにくいと書きましたが、
ティーアップした状態ではそうはいきません。
ダフリ気味にインパクトすると、
ボールの下をくぐることになるので、
ミスショットがはっきりとわかります。
もちろん打感や音も悪いので、
芯でとらえるには集中力も高めなければなりません。
効果2:インパクトゾーンが長くなる
練習場で使われているティーは、
大半がゴム製のものです。
そのためヘッドの入射角が上から入り過ぎたり、
下から入ることで、
「ベチッ」っと、
ゴムを打つ感覚が残ります。
そのためフェースの芯で
クリーンにヒットしていくには、
インパクト付近はレベルブローで
ヘッドを走らせなければならないので、
自然とインパクトゾーンが長くなる練習も
できるということです。
まとめ
全国ほとんどの練習場で可能なティーアップドリルですが、
3球連続、5球連続、という風に、
クリーンにヒットできることを目指して、
取り組んでいただけるといいかと思います。
また、様々な番手のアイアンで行うことで、
ボールとの距離感を体で覚えることができるので、
バリエーションを付けて取り組んでみてください。
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投稿者プロフィール
- 川手昇
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