ハイエストゴルフの大津です。
先週、海外女子メジャー「全米女子オープン」が、
テキサス州のチャンピオンズGCサイプレスクリークコースで行われました。
渋野日向子選手、惜しかったですね。
首位と2打差の4位でした。
優勝したのは韓国のキム・アリム選手でした。
渋野選手は初日、2日目と好調でした。
初日はトップと1打差という好位置に付けます。
2日目も「67」で回り、スコアを伸ばし逆転。
3打差で単独首位に立ちました。
ただ、3日目はボギーが重なり「74」と苦戦。
なんとか首位は守ったものの、1打差に詰め寄られます。
それでも、日本人初の
メジャー2勝への期待がかかりました。
4日目は大雨の影響で順延となり、
心機一転のチャージに期待されましたが、
ボギーが先行する展開となり、逆転を許しました。
私もリアルタイムでテレビ中継を見ていましたが、
とても寒そうでした。
前日の大雨の影響でフェアウエーもぬかるみ、
ランが出ず、しかもボールに泥が付着するような状態でした。
厳しいコンディションで、
最終日にアンダーパーで回ったのは6人だけでした。
渋野選手自身は「条件はどの選手も同じ。3日目、4日目が自分の実力」
と話していましたが、悔しい思いをしたのではないでしょうか。
ただ、「メジャー2勝」という大きな期待とプレッシャーがかかる中でも、
首位とわずか2打差、単独4位に入ったのは立派です。
この1年、よくも悪くも、渋野選手は大きく注目されました。
成績不振から、「スイング改造が間違っているのではないか」
「来年以降も心配」などと書かれることもありました。
ラウンド中に、テレビ局のクルーから
お菓子を渡されるといった事件も起きました。
渋野選手がもし今大会で予選落ちなどになっていたら、
年末や年始に出るメディアの総括記事などで
厳しい論調で書かれていたことでしょう。
そういう点では、2020年最後のメジャーで、
これだけの成績を出せたことは、
文字どおり来年につながる
いい流れになったのではないでしょうか。
渋野選手本人も「もっとアメリカでやりたい」と手応えを語っているようです。
ぜひ活躍してほしいですね。
メジャー2勝目への期待もかかります。
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