打ちっぱなし場で出来るバンカーショット(エクスプロージョン)の練習方法

バンカーからショットするゴルファー(エクスプロージョンショット)

練習場で練習できずに本番の場面でしかできないショットにバンカーショットがありますが、皆さんはどのように考えていますでしょうか?
勿論、バンカー練習ができる練習場もありますが、なかなか打席数に限りがあったりして十分に時間がとれないのが本当のところでしょう。
特に、アゴの高いバンカーに捕まったり、距離のあるバンカーショットを残してしまう事などが、本番でも直面するシチュエーションでシーンとしても多々あると思いますが、これらを解決する手法として広くエクスプロージョンショットについては知られている所です。
本日は、打ちっぱなし練習場でできるエクスプロージョンショットの練習法をお伝えしていきたいと思います。

エクスプロージョンンショットを練習場で試打する

さて、このショットの練習ですが、通常どの打ちっぱなし練習場にもあるゴムのティーを利用していきます。
ゴムティーを2センチ程度の高さにセットしてサンドウェッジで打つ方法です。
筆者もよく実践している練習方法をお教えします。

2センチの間にサンドウェッジを入れて打つ

エクスプロージョンとは英語で【爆発させる】という意味ですね。
バンカーではボールをクリーンに打つのではなく、手前の砂からクラブを入れて、砂ごとボールを打ち出すショットです。
これと同じようにボールを直接打つのではなくゴムのティーだけ打つように練習します。

エクスプロージョンンショットのヘッドの入れ方

クラブを入れていく感覚としてはヒール側からゴムティに当て切りに行く感覚です。
切る感覚ですが、刀のような刃物でまさに切りに行く感覚です。刃を滑らせながら切っていく感覚ですね。
ヒール側からティに当たるエッジをトゥ側に滑らせるような感覚でしょうか。
ボールにヒットさせるのではなく、その下のゴムティを切るのですが、切ったあとはどのようにすれば良いかは次の項目で説明します。

エクスプロージョンンショットのフォロースルー

そこでフォロースルーを考えましょう。
エッジをヒールからトゥへと滑らせて、ティを切る感じでフェースを運ぶとフォローでのフェースの向きは自然と上を向いたままになっていると思います。
これが重要です。
つまり手首をフォロースルーで返したりするようなことはせずに、まさに切った刃物をそのまま滑らせてフォロースルーする感覚です。

エクスプロージョンンショットが練習場でできてきた後の注意点

さて、練習場ではこれらのように、ゴムティーを利用してボールを打つのではなくティーを切るような練習でイメージが出せてくると思いますが、実践になると練習場のようにできなくなることも十分予想されます。
練習場での練習を踏まえている前提であれば、筆者として実践のゴルフ場では、次の事に注意しながらショットしてみるといいと思います。
エクスプロージョンショットは、例えばアゴの高いバンカーなどで高さを出したい場合に有効なショットですが、すくい上げるような【すくい打ち】は絶対にだめです。
どうしても人間の心理として高く上げたい場合は動きとして【すくい打ち】になりがちで、同時にヘッドアップしている場合が多いです。
こうなるとボールの手前に入りすぎて全く飛ばなかったり、逆にトップしてしまう原因にもなります。

砂を払うイメージ

テイクバックですが、真上に上げるイメージを持ちましょう。
そこから真下に下ろすイメージです。
少し格好は悪いかもしれませんが、なるべく上下動を少なくして(できれば上下動させずに)その場で振り上げたクラブを元の場所にそのまま振り下ろす感じでしょうか。
ただ、必ずボールの手前3センチくらいの場所にクラブエッジを入れてあげる感じです。
これができれば、あとはボールの下の砂を払うイメージです。
ボールを打とうとしてはいけません。あくまでも手前3センチの砂に入れて払う。
これだけです。

まとめ

実践のコースでは、様々なシチュエーションが予想されます。
ただ、エクスプロージョンショットが自分のモノになっていれば、どのようなバンカーでも半分くらいはクリアできると思います。
ゴルフは確率のマネジメントです。
バンカーに入れても50%は抜け出せる術を持ってスコアメイクしてくださいね。

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投稿者プロフィール

カール
カール
アマチュアゴルフ歴 30年 ベストスコア 72
ゴルフプレーと共に、昔プレーしていたラグビーの観戦をこよなく愛する 普通のサラリーマン。