国内男子ツアー賞金王は、米国のチャン・キム選手

ゴルフコースと太陽

国内男子ツアーは今週、最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」が、東京都の東京よみうりカントリークラブで行われました。優勝したのは谷原秀人選手です。
国内女子ツアーでは賞金女王争いが最終戦にもつれ込みましたが男子ツアーはさらに大混戦。
前週を終えて、賞金ランキングトップのチャン・キム選手(米)以下、ランキング2位の木下稜介選手は単独2位以上で、3位の金谷拓実選手、4位の星野陸也選手、5位の稲森佑貴選手の3人はいずれも優勝すれば、キム選手の順位次第で賞金王になる可能性がありました。
結果は、木下選手は26位、他の選手も優勝できなかったことから、キム選手の賞金王が決まりました。
キム選手は国内ツアーでは初めて賞金王のタイトルを手にしました。獲得賞金は1億2759万円あまりでした。
米国人選手の賞金王は、1987年のデビッド・イシイ選手以来です。
国内女子ツアーでは、獲得賞金は賞金女王の稲見萌寧選手が2億5519万円あまり、2位の古江彩佳選手が2億4674万円あまり、3位の小祝さくら選手が2億42万円あまりと、3位の選手までが2億円を超えています
2020年と2021年のシーズンは統合されているため獲得賞金も大きくなっているのですが、男子の場合、賞金王のキム選手は2020年~21年の統合シーズンでも3勝しかしていません。
女子と男子の試合数も異なりますが、それ以上に男子のツアーは厳しい(誰が勝つかわからない)ということだと思います。
女子ツアーは稲見選手をはじめ、若い選手が活躍し、盛り上がりました。
それに対してなんとなく男子ツアーは人気がないように思います。
驚かされるニュースもありました。大手ゴルフ用品メーカーのブリヂストンが男子ゴルフツアーから撤退することを発表しました。
長い歴史を誇り数々の名勝負の舞台となった「ブリヂストンオープン」がなくなるのは寂しいですね。
ただ、「中京テレビ・ブリヂストンオープン」は、共催とは言え、なくなってはいません。女子ツアーはまだ続ける価値があるということでしょうか。
明暗が分かれました。
男子ツアーも何か盛り上がるきっかけがあるといいのですが…。

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